How To Make Unreal Look More Cinematic 要約

YouTubeでUE4のシーケンサーを詳しく解説してくれている動画があったので、それの個人的なメモを書いたので、それをシェアしようと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=doUDJFKLyZs&t=641s
本編は英語なので、自分の要約が少しでも役に立てたら良いなと思います。


所々の参照URLは動画外で、調べて分かった事のメモも入っています。


UE4のシーケンサーでシネマティックに見せる方法

Part1 fps
24fpsに設定する
映画は24fpsで撮影されており、24fpsではモーションブラーが発生する。
このモーションブラーが映画っぽさ、シネマティックらしさを引き立てる。

120fpsでレンダーする場合は、スローモーションの映像を取りたい時に使用する。
1秒120fpsで撮られた映像を、2秒に引き延ばす事で、1秒あたり120fpsの映像が1秒あたり48fpsの映像になる。

Par2 焦点距離
・焦点距離に応じて、映る画面の広さが変わってくる。
焦点距離が長くなればなるほど、奥の景色が見え、望遠した映りになる。
短いほど、横幅が広い映りになる。
人物を映したい時は、焦点距離の長いレンズを使うことで、よりリアルに見えるようになる。

主は、85mm以下のレンズで作業する事はほとんどない。
デフォルトの35㎜は人物の顔を映した時に、歪みが生じてしまうので、あまりお勧めしていいない。
85㎜や200㎜等のある程度望遠のレンズを使う事を推奨している。

※広角レンズであっても、望遠レンズと同じように、被写体からの距離が十分に離れていれば歪みません。
ただ広角レンズは写る範囲が広いので、望遠レンズと同じ位置から撮ると、被写体がとても小さく写るというだけの話です。

参照→https://papacame.com/portrait-lens

広角レンズで小さく映る被写体を撮ろうとすると、歪んでしまうから、望遠が良いよという話。

広角レンズは視野はとても広いが、その分被写体を引き伸ばしてしまう。
広角レンズは、パースペクティブ(遠近感)が強いので、空間の広がりを強調するので、
狭い場所や小さいものに広がりを持たせたショットを撮りたい時に最適。

普通のレンズで小さいものを撮ろうとすると、被写体は映るけど、その背景はほとんど映らないので、見栄えがあまりよくない。
その際に広角レンズを使えば、小さいものをとっても、背景を広く映せるので、小さいものを撮っても、見栄えが良くなる。

参照→https://camera-beginner.sakura.ne.jp/wp/?p=18026#i-4


Part3 アスペクト比
昨今の映画のアスペクト比は2.35:1と、非常にワイドなシネマスコープ。
画面の上下に細い黒の帯が入っている。
これを入れるだけで、それっぽくなるが、それ以前の創意工夫があっての話であり、
チープな映像にただ黒帯を入れても、劇的にクオリティが上がるわけではない。


Part4 ポストプロダクション
ポストプロダクションも重要。(グレーディングやコンポジット)
これをする事で、より映像のクオリティが上がる。
被写体とカメラ本体の間にあるレンズには、屈折する要素があり、画像が少し劣化してしまう。

ライティングやカラーリングを変えたり、レンズフレアを入れたり。フィルムグレーを入れたり。

主はDavinchiを使っていた。

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