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映画感想 ゴジラー1.0

アカデミー賞でしかも視覚効果賞なんて予算のない日本映画でできるわけないと思っていたら取れちゃったってすごい!と思い気になってみに行きました。
そんなミーハー心で行ったので過去作一個も観てません。

だからゴジラがそもそも何なのかも知らなかったんです。放射能で汚染されて出来た怪物くらいのイメージ。それが昔からいるグジラとかいう小笠原諸島辺りの島、大戸島で恐れられてる古代の生き物で神楽を奉納して生贄差し出して鎮めて云々なんて本当聞いた事なかった。一作目も似たような設定らしいですね。
色んなシリーズがあるので違う設定の時もあるのかな?
元の生き物はいて、ビキニ環礁の核実験などで変異して巨大化。

ゴジラ初登場は核実験前だから大きさが人の4-5倍くらいの大きさで、大戸島に現れます。それでも恐怖すぎました。いやあんなんいたらオシッコチビって動けない自信ある。
何で食べるでもなく人間焼き殺しまくるのかわからん。主人公が息止めてたら何故助かったのか?思いっきり見られてたのに。二酸化炭素を検知するエアロスミス的な能力?(ジョジョ)と思ったけど最後まで分からなかったです。なんだよ。

主人公の敷島は特攻隊に飛び立ったのに故障といって飛行機の整備場にしていた大戸島に引き返し生き延び、更にゴジラにも怯んで何も出来ずいい所無し。流石にもうちょい主人公らしくしといて欲しいと思うくらいだった。
更にゴジラ対策のために飛行機の整備が必要なので橘を探すために他の整備士が死んだのは橘のせいだ!て遺族にめちゃくちゃな手紙手当たり次第送りつけるとかなかなかに人間性がやばいです。そんな弱くて英雄的でも無い一人の人間だからこそ逃げずに立ち向かうのが良かったんだろうな。

再登場の巨大化した上に再生能力まで身につけた無敵ゴジラに戦後間もない科学力も今ほどじゃない日本がどう立ち向かうのか!?
ハラハラしましたー。そんなんでいけんのかいって展開でしたが何がリアルで何がリアルじゃないか戦艦も当時の科学力も知らないので何ともいえません。ちょっとレトロな船や装備でデカすぎゴジラに対峙する人間達に感動しました。それと恐怖が凄い。いや死ぬって!死ぬから逃げてー!って心の中で叫びっぱなしでした。

大画面で見るならやっぱりアクションやCG駆使したSFやファンタジーがいいな〜
私は4DXを1回もみたことないのですが見るならこれかなと思ってましたがみたい時にはやってませんでした。残念。でも評判聞いても他の作品より怖いゴジラだったらしいのでもうすぐ公開のゴジラxコングの方みたいなあ。

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