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今後テレワークはどうなる?!経営者から見たこれからの働き方

はじめまして。インテージの藤岡と申します。
前職までは、SaaS系のツールの導入支援や活用支援など、
いわゆるカスタマーサクセス的なことをメインに行っていました。
お客さまとのコミュニケーションは、電話やメールでも行っていましたが、対面でお話する機会があるとお客さまから新しい気付きを得たり、元気がもらえたりしていました。
今は社内のデータ周りの対応を行っています。これからどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新型コロナウイルス感染症の流行によって、外出制限などの行動規制が実施され、
私たちの働き方にも大きな影響がありました。例えば、リモートで作業をしたり、打ち合わせもオンラインのMTGツールを使って行えるようになりました。それに伴い、出退勤や訪問にかかる移動時間がぐっと減った人も多いかと思います。
私たちビジネスパーソンにとってはうれしい変化ですが、経営者はテレワークについてどう考えているのでしょうか?
今回は知るギャラリーの「今後テレワークはどうなる?!経営者から見たこれからの働き方」をご紹介いたします。
 
まずは、テレワークの実施状況についてのデータを見てみましょう。
下記図は、コロナ前、緊急事態宣言下、そして2022年4月時点におけるテレワークの実施状況をまとめたものです。
昨年4月時点のデータではありますが、テレワーク実施率は32.8%となります。コロナ前に比べると、テレワークの導入が進んだことが分かりますね。


テレワークにより働き方の自由度アップや作業効率が上がるといったメリットがある一方、コミュニケーションの質の低下を懸念する企業では、出社を推奨する動きもあります。
経営者たちは、今後のテレワーク継続についてどう考えているのか、推奨意向について伺ってみました。


自身の会社におけるテレワークの推奨度は53.4%となり、非推奨度は10%程度となりました。半数以上の会社で、テレワークを推奨しているようです。
特に、設立年数が10年未満の企業では、非推奨度が2.4%と少ない結果になっています。設立年数の浅い企業では、さまざまなITツールを活用してコミュニケーションをとっているため、テレワークという働き方自体に違和感がないのかもしれません。

最近「リデザイン・ワーク 新しい働き方」という本を読みました。
これまでの職業人生において、3ステージ(教育、仕事、引退)に分けられる人が多かったそうです。しかし、長寿化により、マルチステージの人生を歩む人も増え、人によって経験するステージの順番も変わってきています。そのため、全員同じ働き方をするのではなく、一人一人の「この期間は子育てに集中したい」「学びなおしとして学校に通いたい/留学したい」といった要望にできる限り沿うように、働き方をデザインしなおすのが大切だそうです。

今回ご紹介した「今後テレワークはどうなる?!経営者から見たこれからの働き方」では、テレワークの実施状況や推奨意向以外にも、各会社が導入した制度やシステムなどをご紹介しています。
今後も知るギャラリーでは、「働き方」についてさまざまな角度から調査をしていきますので、お楽しみに!