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新しい暮らしの風景 ~『日々健康』であること~

こんにちは、笠原です。

今週月曜日、3月13日からマスク着用を「個人の判断に委ねる」と政府が発表されましたね。

テレワークのため、まだ肌感としてマスク着用について変化があった体感はありませんが、皆さんの周りはどうでしょうか?
いよいよ脱コロナの幕開けの兆しも見える中、本日は知るギャラリーの記事から、
新しい暮らしの風景 ~『日々健康』であること~」の記事をご紹介します。

コロナ禍を経て、生活者の健康意識がどのように変わったのか、データとともにとてもわかりやすく説明されています。

一部抜粋してお伝えしますので、ぜひご覧ください。

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■以前よりも気にするようになったヘルスベネフィット

コロナ禍を経て、生活者の健康意識や取り組みはどのように変化してきたのか、その様子を弊社の「健食サプリ・ヘルスケアフーズレポート2022」の結果をもとに振り返りましょう。

以前よりも気にするようになった健康に関する事柄(ヘルスベネフィット)についてです。
約4人に1人が「健康維持・増進(23%)」を挙げています。
次いで「疲労回復(19%)」、少し開いて「風邪などの感染病予防・改善(16%)」、
「栄養バランス(15%)」と続いています。

大きな疾病対策というよりは「まずは日々の健康を維持したい、抵抗力・免疫力を強化したい」、といった気持ちが強いように映ります。そのためにも「日々の疲れを残さず、栄養バランスの良い食事をとって」、といったように、毎日の暮らしの中でできる取り組みや工夫に力点を置いている様子も浮き上がってきます。

新型コロナの上陸当初(2020年前半)は得体の知れないウィルスへの恐怖や不安から健康や免疫力強化といったマインドが一気に高まりましたが、現在は「対コロナ」ではなく、「心身の健康レベルを一段上げて、病気にかかりにくい身体を手にしたい」というマインドにシフトしているようです。

■サプリについて

次に「今後利用したい、増やしたいと思うサプリのヘルスベネフィット」についてです。

2022年8月のデータをみると、「ガン予防・改善」に関するサプリの利用意向が前年より大きく伸びていることがわかります。昨今ではガンにおいても予防につながるさまざまなサプリが販売されてきており、生活者の関心も高まっています。

日本人の死亡理由でトップを占めるガン※2については、その関心もまたひとしおなのではないでしょうか。そこには「サプリで予防ができるなら」という期待があるように映ります。

また、ゲノム(DNA)を利用したガンをはじめとしたさまざまな病気の罹患リスクの検査判定が、高齢層だけなく若い人にも密かに人気という話もあります。「罹る前に自分の身体を知り、対策を」といったセルフディフェンスのマインドが高まっていると言えそうです。

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いかがでしたでしょうか?
現在は「対コロナ」ではなく、「心身の健康レベルを一段上げて、病気にかかりにくい身体を手にしたい」というマインドにシフトしていること、サプリに関しては「ガン予防・改善」に関するサプリの利用意向が前年より大きく伸びていることなどがわかりました。

確かに、コロナだけでなくこの冬はインフルエンザも流行し、もはや「対コロナ」ではなく、「とにかく免疫力を高めたい」という方が多かった印象にあります。

2020年コロナが流行り始めた頃は、「とにかくコロナにかかりたくない!!」という気持ちが大きかったと思います。(そりゃそうですよね・・・)。

しかし、2023年3月現在、コロナが【得体の知れない恐怖のウイルス】から
「自分自身の免疫を高めることで、感染リスクは低くなる。仮に感染したとしても、完治している方も多くいる。そこまで怯える対象ではない。」といった認識の方も増えてきたのではないでしょうか。

もちろん気を付けなければいけないことには変わりありませんが、生活者のマインドを正しく認識することで、必要とされているサービスや商品の温度感にも気づくことができるのではないでしょうか。

ぜひ、マーケターの皆さまは記事をご覧いただき、コロナや健康に対する生活者の最新のマインド、ニーズをキャッチして、マーケティングにお役立てください!

参考記事:新しい暮らしの風景 ~『日々健康』であること~