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マヤ暦と宇宙シリーズ⑲~赤い蛇~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。
260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。

自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。
本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「赤い蛇」(Chicchan:チークチャン) KIN 105~117を取り上げます。
2021年12月14日~12月26日まで「赤い蛇」のエネルギーが流れる13日間となります。

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マヤ暦には20の紋章がありますが、どの紋章よりも“生きる”ことにこだわっているのが「赤い蛇」です。生命の躍動、エネルギッシュに生きることをテーマとしている紋章です。
情熱的で才能豊か、好きな仕事や人に出会うと類まれな集中力を発揮します。粘り強く、目標を達成するまでの努力を怠らず、思いが叶うまで決して諦めない人です。好き嫌いがはっきりしている自己主張型なので、言いたいことは我慢できないようです。
北野武さん、マツコ・デラックスさん、松岡修造さん、そしてジョン・レノンなど、自分の気持ちに正直に、勇気のある発言や行動をしている方に多い紋章のようです。

そんな「赤い蛇」の13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に赤い蛇のエネルギーが降り注ぐ期間となります。この時期に流れる強烈なエネルギーは普段はなかなか感じられるものではありません。
何か物事を成し遂げるには、今がチャンスです。いつもは諦めてしまいそうなことも、この期間にぜひチャレンジしてみると良いでしょう。「赤い蛇」の執念と無限のパワーがしっかりサポートしてくれるはずです。

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☆宇宙とつながるキーワード☆
「本能」「血と情熱」「生命力」「コントロールの力」
自分らしく生きるという“本能”に従うのはとても大切ですが、感情を優先しすぎるとバランスを崩してしまいます。心身ともにコントロールする力が大事です。
「赤い蛇」の時期はとくにONとOFFの切り替えをしっかりと意識し、休息をとるように心がけましょう。現代の人が一日に受け取る情報量は江戸時代の一年分だそうです。時には強制的に思考をストップして“無”になれる時間をつくることも必要かもしれません。
自然の中を一人でゆっくり歩いたり、神社巡りなど、自分と向き合う時間を過ごされてみてはいかがでしょうか。

☆赤い蛇の人の恋愛☆
嘘が苦手で、本質を見抜いてしまう「赤い蛇」の人は、好き嫌いが極端にはっきりしています。肌感覚で苦手だと思う人には自分からは絶対に近づこうとしません。
ただ、人見知りでシャイなところもあるので、好きな人とも距離感を保とうとするところもあります。蛇のように感度が高すぎるセンサーをもっているので、つねに神経が張り巡り疲れやすいようです。情熱的な恋愛をする反面、一人でゆっくり過ごす時間もとても必要です。実は、スキンシップ大好きで甘えたがりでもあるので、素直に気持ちをさらけだせる相手が良いでしょう。

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マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。
古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

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