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マヤ暦と宇宙シリーズ⑰~青い嵐~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。
260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。

自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。
本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「青い嵐」(Cauac:カウアク) KIN 79~91を取り上げます。2021年11月18日~11月30日まで「青い嵐」のエネルギーが流れる13日間となります。

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マヤ暦には20の紋章がありますが、その中でもっとも強力なエネルギーを放っているのが「青い嵐」です。まさに“嵐”のように周りの人を巻き込んでいく影響力を持っています。何事にも熱中しやすく、深くのめり込むほどそのエネルギーを発揮していきます。強いオーラを放ち、人生の高みを目指して努力している人に多い紋章です。
米倉涼子さん、安室奈美恵さん、倖田來未さん、荒川静香さん、滝川クリステルさんなども「青い嵐」の人たちです。

そんな「青い嵐」の13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に青い嵐のエネルギーが降り注ぐ期間となります。「青い嵐」の時期には何やらザワザワするような、期待と不安が入り混じった複雑な感情になりやすいようです。これまで蓄積されていたエネルギーが一気に動き出して、古いものを一掃し、新しい世界を創るようなそんなイメージです。
この期間は感情を思いきり吐き出すことがポイントです。感情が動き出すと、世界はもっと生き生きとしたものに変わります。「青い嵐」のエネルギーは、自分をさらけ出して大胆に喜怒哀楽を表現する勇気を与えてくれるはずです。
感情に素直になるあまり、周りと嚙み合わず、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。その時は「自分の新たな面を知ってもらう良きタイミング」ととらえましょう。何事もポジティブに改善することが大切です。

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☆宇宙とつながるキーワード☆
「火の力」「自己発生」「変容のエネルギー」「触発する」
焚き火など、火を扱うことでエネルギーが高まっていく時期です。
「青い嵐」は「かまどの神様」でもあるので、食べるものにとても縁があります。
美味しい料理をふるまうことも運気アップに繋がります。
人の身体は“食べ物”と“感じる心”でつくられています。
身体に取り入れるものにぜひ心を傾けて、自分自身を優美なもので満たしていきましょう。

☆青い嵐の人の恋愛☆
青い嵐の人にとって、パートナーの存在は、自分の人生をガラッと変えてしまうくらい強い影響力をもつものです。徹底的に相手に惚れ込むため、たとえその恋愛が実らなかったとしても、その体験は素晴らしいものとなり人生の宝となるでしょう。
青い嵐の人は、自分にピッタリ寄り添ってくれる“良き理解者”をパートナーに選ぶ傾向があります。また、美食家でもあるので食べ物の好みが合う人に好印象を持つようです。美味しいものを一緒に食べながら沢山の話をすることで、お互いを理解し、恋愛関係に発展していくことが多いでしょう。

カップル

マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。
自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。
古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

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