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マヤ暦と宇宙シリーズ⑫~白い魔法使い~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。
260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。
自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。
エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「白い魔法使い」(Ix:イーシュ)KIN 14~26を取り上げます。2021年9月14日~9月26日まで「白い魔法使い」のエネルギーが流れる13日間となります。

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マヤ語では「白い魔法使い」を「Ix:イーシュ」と言いますが、闇の王者ジャガーのことだそうです。夜の闇の中では潜在意識が夢となって現れてきます。その潜在意識で全てのものと繋がることができる永遠性のエネルギーが「白い魔法使い」の世界です。
まわりと境界線をもたず、惜しみなく“愛”を与えている「白い魔法使い」は、20の紋章の中でもっとも人を惹きつける爽やかな魅力にあふれています。福山雅治さんや鈴木亮平さん、及川光博さん、上戸彩さん、柴咲コウさんも「白い魔法使い」の紋章をもっています。常に自然体でピュア、独特の世界観を持っているのも特徴です。

そんな「白い魔法使い」の13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に白い魔法使いのエネルギーが降り注ぐ期間となります。
物事を真面目にとらえ、何事にもベストを尽くす「白い魔法使い」は、実はまわりに手厳しい傾向があります。価値観が合わない相手と衝突することも多いかもしれません。そこで、自分がこだわり守ってきたものが「本当に必要なもの」でなければ手放す勇気を持ちましょう。いらないものは捨て、自由な感性をとり戻すことが大切です。自分が正しいと思い込むと、違う考えの人を批判する態度をとってしまうこともあります。他人への厳しさを手放して、自分から愛を広げていくようにしましょう。
私たちが使える最高の魔法は「愛する」ことだと思います。大切な人にはもちろん、自分にも最高の魔法をかけて世界をさらに美しいものに変えていきたいですね。

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☆宇宙とつながるキーワード☆
「受容」「永遠性の力」「魅惑する」「魔法の力」「罪を赦す女神」
この時期は、意識を未来ではなく“今”に向けることで素晴らしい直感力を発揮できるようになります。ヨガや気功など呼吸を重視した運動や、陶芸など五感を使うような趣味をもって“今”を感じる練習をしてみましょう。自分自身を深く見つめ直すことができ、もともと人間が持っていた「魔法」の使い方を思い出すことができるはずです。

☆白い魔法使いの恋愛☆
いつも自然体で爽やかな「白い魔法使い」は、男女ともに多くのファンを持つ方たちです。真面目で一生懸命な分、自分への評価を気にしすぎて落ち込むこともありそうです。価値観の違いを感じても、まずはそのまま相手を受け入れることも大切です。
「白い魔法使い」は承認願望が強いので、良いところを見つけたらちょっと大げさなくらいに、心から褒めてあげると喜ぶでしょう。サプライズが大好きなので、突然プレゼントを渡してみたり、相手をハッとさせることでハートをつかむことができそうです。

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マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

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