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変化や変容の持続性と再現性

ヒーリングやリーディング
セッションなどを受けた際に。

そのときは確実に自分の中で
「変わった!」「わかった!」「理解した!」
となって腑に落ちたにも関わらず。

なぜか、それが一日二日と経つうちに
持続せず「いつもの状態」に戻ってしまうのは
一体なぜなのか?

そこに対してしっかりと原因を見つけて
向き合う人は少ないのかもしれない。

ワタシも人さまに対して
セッションやリーディング
必要に応じて密かにヒーリングをしてみても

そのときは確かに理解した感覚があり
きっとそのまま行けば、いい感じで
変化を感じながらうまく進めそうだと思うのだけれど。

人によってなぜかそれが持続せず
再現性が保たれなくなってしまうのだ。

この理由について、ワタシ自身に実験し
結果としてわかったことがある。

それは、思考でわかったと感じたとしても
体感として腑に落ちるところまで行っていない
という点。

そして、今、自分がどこにいるかの
現在地とポジションと障害についてを

身体を通して理解していない
ということが大きな原因のひとつとなっているからだ。

いくら思考で理解しても、結局のところ
身体という物質が持つ波動(エネルギー)が変化しないと

その感覚は持続も再現性も保たれないのだ。

不思議なのだけれども、やはり人間が人間たる所以が
「身体」にあることは紛れもない事実なのだと思う。

理解するとか、納得するとか、腑に落ちるという感覚は
じつは脳でそれを受け取っているわけではなく

身体で受け取り理解し、納得し、腑に落ちなければ
上っ面なところしか掴みきれていないに等しいのだ。

それほど、私たち人間が持つ感覚というものは
「身体」を通して初めて受け入れられるのだ。

だからこそ、自分の身体の状態を常日頃から観察し
微細な変化もキャッチしながら
それを受け入れ、理解し、納得しなければならないのだ。

いくら脳内で「わかった」つもりでいても
身体がそれを受け入れていなければ「抵抗」が生じ
すぐさま「元の状態」に戻ってしまうのだ。

身体に少しずつそれを受け入れるように慣らしていくことが
変化に対して順応する、変容の波に乗れるための
唯一の鍵となるのだと思う。

変化を持続させ、再現性を持たせるには
やはり「身体」に意識を向ける以外に方法なないのだ。

いくら知識や情報を頭に叩き込んでも
変化も変容も持続しないのはそのためなのだと
ワタシは自身の経験を通して明確に理解することとなった。


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