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【心得】志望理由書を書く前に自己分析をするべき理由

自己分析・自己探究、できていますか?

総合型選抜受験においても、就活においても、まずは自己分析をするべきだと言われることが多いです。
しかしそれはなぜなのか、考えたことはありますか?

結論を先に言えば、自己分析をせずに書いた志望理由書は、受かることができないからです。
つまり、目的を達成できないのです。

仮に大学に合格できたとしても、大学に入学した目的を見失い、空白の4年間を過ごすことになります。
今回は、有意義な受験生生活と大学生活、そしてその先の人生を過ごすために、自己分析をやる意義について書いていきます。

沖縄県那覇市で大学入試の指導をしています、総合型選抜専門塾GAL(ガル)です。
地方に住む高校生が、人生の可能性を広げる手段として「総合型選抜」に挑戦できるよう、情報発信をしています!

なぜこの話をするのか

GALでは、沖縄から総合型選抜で大学に進学した先輩たちを取材し、記事にまとめています(詳しくはこちらのマガジンをご覧ください)。

その中で、ほぼ全ての先輩たちが、受験生にやっておくべきだと伝えたいこととして「自己分析・自己探究」を挙げています。ほぼ全員です。

この記事のライターである私も総合型受験を経験していますが、自己分析がなければ、受かる志望理由書を書けなかっただろうなと実感しています。

その理由はシンプルで、「やる気」が伝わらないからです。

例えば、あなたが貧困に陥る人を救いたいと志望理由書に書いたとします。
たくさん調査して、課外活動して、結果を残していたとしても、なぜあなたがそれに取り組みたいのかについて書かれていなければ、志望理由書を評価する教授は「この子、合格した後も頑張ってくれるな」と判断できないからです。

こちらの記事でも、受かる志望理由書にするためには「なぜあなたがやるの?(Why you?)」に答えられる必要があると書いています。
今一度、自分の志望理由書に、「なぜあなたがやるの?(Why you?)」と尋ねてみてください。

自己分析をすると何がいいのか

自己分析をすると、大学に合格できる以外にもいいことがあります。

途方に暮れることがなくなる、です。

自己分析をすると、あなたの人生の「指標」を得ることができます。
何をしている時に自分を喜ばすことができるのか、誰といるとどんな環境だと心地いいのか、逆に何はNGなのかがわかってきます。

もし、大学に受からなくても、就職先をクビになっても、体が動かなくなっても、この「指標」を持っていれば、人生を再構築できるのです。

ちょっと抽象的な話すぎるかもしれませんが、総合型で合格した先輩たちがみんな「自己分析が大事だ」と言っているので、多分本当です…!笑

自己分析をする時の心得

ただ一つだけ知っておいて欲しいことがあって、自己分析をするということは、時にあなたが苦しむことも意味しています

これまでの人生を深堀りすることになるので、過去のトラウマと向き合わなければならない瞬間がやってきます。人によっては、フラッシュバックしてしまうこともあるでしょう。

これまで受験生として関わってきた高校生たちも、過去のトラウマが強すぎて何も記憶をたどることができなかったり、自己分析をしている最中に苦しくて泣いてしまったり、なんてもこともたくさんありました。

だから自己分析をする時には、これを心得た上で、苦しい時にそれを共有できる誰かが身近にいるといいと思います。
友達でもいいし学校の先生でもいいし、塾のメンターでもいいです。
いなければ、ノートにその苦しいを全て書き出して発散するのでもいいです。

あと、苦しすぎて進まなかったら、無理してやる必要はないです。
できる範囲で出てきた自己分析の内容で志望理由書を書いても問題はないです。

心の奥底まで全てを曝け出す必要はありません。
いつか、過去の自分を受け入れるタイミングがきます。

まとめ

この記事を書くにあたって、最初は「自己分析のやり方」を共有しようと思っていたのですが、その前に心得を知っておいた方がいいよなと感じまして…

「自己分析がなければウソの志望理由書になる」、そして落ちると脅してしまいましたが、あなたが納得のいく受験を迎えられるよう、強く願っています。

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