教科書エクストリームレビュー②

前置き
中学生の英語の授業で使っていた「New Horizon」第15版をレビューしました。

<注意>教科書をエクストリーム解釈するというのが今回の主旨なのでまともなレビューではありません、なので一部の方は唖然としてしまうかもしれません。

これから中学生になる方には申し訳ないですが最新版(16版)には対応していません。
自分自身、16版がどのように変わったかは知らないので少々ガバガバなレビューになってしまいました。
ただ、僕のエクストリームな解釈メモによると
”この教科書はハーバード大学卒業者を出そうとしている“
“日本の中学生の未来は明るい”
とあるので安心してご覧ください。

順序立てて説明します。

まず「New Horizon」第15版といったら避けては通れない‘キャラクター’から。
調べたらわかると思いますがアニメにありそうなんですよね。
実際、本文もストーリー仕立て(英語で)になっていてあらすじにしたら多分こうなるでしょう。

中学生の安藤咲、伊藤光太、Deepa Mitra(インド出身)、Alex Green(カナダ出身)の4人が、英語の授業を担当する美人教師エレンベーカー先生と出会う。彼らはさまざまな体験を通して試行錯誤し成長していく。。

えーと脱線してそうですが予定通りです。

アニメのようなキャラクターをなぜ教科書に起用したかについて
出版した東京書籍は

「グローバル化の時代に英語教育の大切さがうたわれています。そのため、義務教育においては、全員の英語力を高めるためにさまざまな施策が行われています。全員といっても、生徒によって興味のあるなしということは出てきますので、できるだけ多くの生徒に学習しようという意欲を持ってほしいと思い、生徒に関心の高いタッチのイラストに変えることにしました。」

とコメントしています。

今の時代に必要な柔軟な考えで良い教科書だなあと思いますが、
エクストリームなのでこのコメントは正答じゃないと判断します。(笑)
ごめんなさい

「New Horizon」のキャラクター達はネットでも「かわいくて羨ましい」や「エレンベーカーかわいい」など当時、様々な反響がありました。
きっとガチ恋勢も現れたことでしょう。
なのに人気キャラのベーカー先生が中2の教科書では一切出てこないのです。
なぜなのか?
それがエクストリーム解釈によりわかりました。
次の光太とベーカー先生の会話(レッスン)から謎を紐解く鍵があるので
少しお付き合いください。
途中までですが、引用

光 Are you from America?
べ Yes I am.
光 Are you from New York?
べ No I’m not. I’m from Boston.

この会話からベーカー先生がアメリカのボストン出身である(ニューヨークではなく)ことが判明します。

ボストンは歴史があり、名門大学が数多く存在する学術都市です。公共機関も整備されており学生には過ごしやすい街だとか。

大学の例としてはハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、ボストン大学などが挙げられ、遂にここで東京書籍の狙いが明らかになりました。

シナリオはこんな感じです。

ベーカー先生を好きになったのに、中2の教科書でも高校の教科書でも会うことが出来ない現実の生徒たちはボストン(聖地)に行ってみたくなります。
彼らは見事ハーバード大学入学、そしてベーカー先生に会うべくボストンの町を彷徨い歩くのです、どこまでも。

これがニューホライズン第15版の真の狙いだと僕は中高5年間でようやく気づけたんです。
もう、ハーバードしか道は残されていませんね。

余談;
僕もベーカー先生はかわいいなと思った反面、元々イケメンのほうが好きなので「なんで成人したイケボ系男子がいないのか」といつも疑問に思ってます。
第16版のNew Horizonの後でいいから、いつかイケメンキャラを作って欲しいです。

あとニューホライズンはかなり異色なのでエクストリームにするのが大変でした。

こーる(生徒編集委員・高校2年)

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