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オンライン獅子児祭への道~第1話 LEGOブロックへの期待

これは、獅子児祭実行委員の物語。
ある中学1年生の獅子児祭実行委員会での青春を描いた物語です。
また、この記事を通して今年の獅子児祭に興味を持っていただけると幸いです。

2020年の獅子児祭(学園祭)は、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となった。そこで、1年生は企画を自分たちで考えて良いこととなった。

僕たちは、当初「ギネス世界記録に挑戦!」という考えを持っていて、現実的でないことをたくさん考えていた。
(その背後には、僕たちの気分を盛り上げてくれた〈和製トム・クルーズ先生〉の暗躍があるのだが、それはここだけの秘密である。)

そんな中で生まれたアイディアの一つが「LEGOブロックを使って2分の1サイズで学校を再現しよう!」という計画である。
もしも完成させることができたとして、どこに置くのかなど、今から思い返してみれば非現実的なことを考えていたなあと思うが、結果的にLEGOブロックで作品を制作することになった。

僕たちはLEGOブロックに大きな期待をしていた。
そもそも、LEGOブロックは入手性が高く、価格もそこまで高いとは思っていなかったのだ。しかし、実際はそうではなかった。欲しい色のLEGOブロックはなかなか見つからないし、作りたいもののサイズを考えるとかなりの金額が必要であると分かったのだ。
これを解決するために、僕たちはある方法を考えついた。

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(次話に続く)

もとひろ(論説委員・中学1年)

Photo by Glen Carrie on Unsplash

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