高校生が大学受験で塾を活用するメリットやオススメ

高校生が大学受験に向けて塾を活用するメリットやオススメ、アドバイスについてお伝えします。

大学受験で塾を活用するメリット、オススメ


PDCA

1. PDCA:

塾では生徒の学力と志望校に応じて個別の学習計画を立て、計画に基づいた指導を毎週行います。計画に狂いが生じた際にも、塾が責任を持って見直しを行い新たな計画を作成、学習を進めていきます。これにより、生徒は計画の立案や見直しについて迷うことなく、目の前の大学受験勉強に集中できます。この一連の活動をPDCA(Plan Do Check Action)と言いますが、これは高校生が一人でできるものではありません。東大生や九大生たちも、大学受験勉強でのPDCA実行のムツカシサは実感しています。関連記事はこちら

2.わかったつもりでわかっていないことを明確にする:

塾では経験豊富な講師が科目ごとの専門知識を教えてくれるだけではなく、高校生がわかったつもりで実際にはわかっていないことを見つけ出してくれます。自分ひとりだけではできない弱点を見つけ出すことは、スポーツや音楽におけるプライベートコーチと同じ役割です。

3. モチベーションの維持:

塾での指導、叱咤激励は、自分自身だけでは時に甘えてしまう高校生のモチベーションを高める効果があります。毎日の学習習慣や長期期間中の過ごし方など、模範になるケースを示してもらうことで具体的に行動ができます。

4.  定期チェック:

塾では定期的に模擬試験を行い、学習の進度や習熟度を確認します。ライバルとの比較を通じて、自分自身のポジションがどこかを確認しながら、大学受験勉強を継続することができます。

高校生が塾を選ぶ際のオススメ


伴走者

1.講師の質:

塾を選ぶ際には、講師の質を重視しましょう。大学受験に自分自身でしっかり取り組んだ講師でないと意味がありません。また、生徒とのコミュニケーションが取りやすい講師が良いでしょう。

2.個別対応:

生徒一人ひとりの個性やニーズに合ったカリキュラムを提供している塾が望ましいです。

3.学習環境:

塾の環境が学習に適していることも重要です。静かで集中しやすい場所や、設備が整っている場所を選びましょう。


高校生が塾を利用する際のアドバイス



1. 過剰な負担(高校とのバランス):

塾通いと学校の授業や宿題、課外活動など、バランスを保つことが重要です。過剰な負担は逆効果になりかねません。学校での活動を理解して高校生一人ひとりの環境に合った個別指導をしてもらえる塾が理想的です。

2.自習の重要性:

大学受験勉強の基本は自習の質です。塾に行くこと自体は解決策ではないです。学校の授業や問題演習などで復習を励行して、それでも一人では気づかない点(わかったつもり)や、一人ではやり切れないこと(PDCA)で塾を活用することが重要です。

3.費用:

家計と相談し、無理のない範囲で塾選びをしましょう。

以上が、高校生が大学受験で塾を活用する際のメリット、オススメ、アドバイスです。自分の目標や状況に合わせて、適切な塾を選び、効果的に活用してください。

(文責:大井 臨床発達心理士)

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