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羊の頭を食べさせてもらう

◆2023年6月3日(土)

車の窓ガラスをコンコンされて起こされる。

家に入ると3人の来客が。
母親と思われる女性とその子供が2人。

座ると昨日と同じお茶を出された。
おっちゃん夫妻とこの3人の関係性が全く理解できない。
恐らく近所の人たちだろう。

突然みんな出発の準備を始める。
どうやらこれからお出かけらしい。

「お前も一緒に来い」

女性の車に6人乗りして、たどり着いた先は崖の麓にある彼女の家。
おっちゃん夫妻と3人は親戚だった模様。
親戚の集まりにわさわざ招待してくれたのだ。

家に着くとまたお茶を出された。
これ飲むと眠くなるんだよな…

パタリ

30分くらい寝てたと思う。
寝てる間にキッズにiPhoneで写真撮られてたw
少しは用心せんといかんな。

起きるとキッズがいろいろと見せてくれた。
卒アル、マグカップ、おもちゃ、その他もろもろ。
さすがに動物の骨をおはじきにして遊んでたのはビビったよ。

キッズに崖を登ろうと誘われ行ってみると想像以上の崖ですぐに諦めた。

敷地には新しく建てている家もあり作業現場を見学させてもらった。
親戚の男性陣総出で建設中のようだ。
なんとなく現場ネコを彷彿とさせる。
いきなり牛が乱入しても誰も気にしない。 

昼食は羊の頭丸ごと煮込み(?)をご馳走になる。
食べ始める前にみんなでお祈りの時間。

中央のお皿に盛り付けられた羊を手掴みで食べる。
モンゴルには取り皿という概念など存在しない。

見た目がグロすぎたのと味が濃すぎたのであんまり食べられなかったな。
白米があればもうちょっといけたと思う。

昼食を食べ終わると、母親が昔勉強していたという日本語のノートと当時の雑誌を見せてくれた。
日本語は綺麗さっぱり忘れたらしい。
なぜ日本語を勉強していたのか聞けばよかった。

夕方はキッズ達とハングアウト。
サッカーで圧勝、徒競走でも圧勝。
大人の力を見せつけてやったぜ(?)。

ハングアウトが終わると長女と次女がお菓子作りを始める。
ガスが通っていないので石炭を砕くところからスタート。
火おこしはマッチとバーナー。
出来立ての揚げパン(?)は美味しいね。

明日こそは別のゲストハウスに行ってロシアの情報をゲットするぞ〜
(早くゲストハウスでシャワー浴びたい)

続く

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