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日本語を専攻するウズベク人大学生


こんにちは!
愛車の三菱デリカでユーラシア大陸横断中の管理人です。
モンゴルから出発して今はウズベキスタンのタシケントに滞在中です。 

これまでのルート

◆2023年6月23日(金)

9時起床。
昨日の国境超えのイライラがいまだに続いてる。

実は昨晩、タシケントで車中泊したホテルのロビーで夕飯後にくつろいでいたら、
突然ホテルのスタッフに日本語で話しかけられた。
市内の大学で日本語専攻してるダリル君がタシケントを案内してくれると言う。
大学ではタケダ先生に日本語を教えてもらっているらしい。

9:30にダリル君と合流して市内のバザールへ。
ちなみにダリル君、ホテルの夜勤明けだそう。
大学生はパワーが有り余ってるな。

バザールには地下鉄に乗って移動します。

タシケントの地下鉄は中央アジア唯一の地下鉄で、ソ連時代に建設されたもの。
長らく撮影が禁止されていたのが、2018年に突然撮影が解禁された。
券売機はないので切符は窓口から買います。

地下鉄の車内でダリル君が日本についていろいろ質問してくる。
日本にはまだ行ったことがないから気になるよね。

「日本の社会人は仕事が終わるとお酒を飲みに行くというのは本当ですか?」
「うん、間違ってないよ。で、君はなんでそんなことを知っているんだい?」
「タケダ先生が教えてくれました」

タケダ先生、そんなこと教えなくてええって…

バザールには30分くらいで到着。

ダリル君が言ってたんだけど、地元の人はバザールにはあんまり来ないらしい。
普通にスーパーで買い物をするんだとさ。

横浜市民が中華街にはあまり行かないのと一緒かな?

アフガニスタンのナンバープレートを発見。
これはかなり珍しいぞ。

続いて肉屋。

食品コーナー。

昼食はバザールのフードコートでラザニアとシャシュリクを食べた。

昼食を食べつつダリル君のバックグラウンドについて彼に質問してみた。
彼、なんと5月にタシケントで開催されたボクシング世界選手権で日本選手団の
通訳をやっていたらしい。

まだ大学2年だから日本語を本格的に勉強し始めてから2年も経ってない。
日本への留学経験もないのにどうやったらそんな流暢な日本語を話せるんだ…
2年で日常会話を問題なく話せてる。

彼と日本語で話していると日本語習得に対する熱心な姿勢が伝わってくる。
彼はこちらの日本語が理解できなくても分かったふりなど一切しない。
「がく、今の言葉はどういう意味?」と必ず質問してくる。

僕が失った向上心が彼の中にはある。笑

ホテルに戻ってダリル君と記念撮影。
これから日勤バイトらしいw
パワーありすぎでしょ。

ウズベク人の印象が180度変わった1日だった。

続く。

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