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カザフスタンで突然ホームステイが始まった
こんにちは!
愛車の三菱デリカでユーラシア大陸横断中の管理人です。
モンゴルから出発して今はウズベキスタンのタシケントに滞在中です。
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◆2023年7月1日(土)
ウズベキスタン出国の前にまずはスーパーで買い物。
国境超えはマジで1日かかることもあるので食事は用意しておく。
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それにしてもこのスーパー、スイカが大量に売られている。
1カ所にまとまって売られているわけではなく、バラバラにだ。
フルーツコーナーでスイカが売られているのは理解できるんだけどさ、
肉コーナー、乳製品コーナー、パン屋さんの前でも売られているのは何故だろう。
ダリル君がウズベク人は朝昼晩にスイカ食べるって言ってたけど、
どうやら本当かもしれない。
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国境には12時過ぎに到着。
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カザフ→ウズベクの国境超えは10時間かかったけど、
ウズベク→カザフの国境は2時間で通過できました。
カザフ側の税関はほぼノールックアセス。
それよりも軍人達はデリカに興味津々。
「デリカにサインしてもいい?」
「はいはい、サインしてもいいから早く通してくれ!」
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国境を通過した後は一気にタラズを目指して走った。
ウズベキスタン入国する前に1泊した街だ。
タラズには4時間弱の運転で到着。
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ガス欠になるところだった、危ない危ない。
ガソリンを買いに行くガソリンが無くなっては困る。
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スーパーでお惣菜を買って公園で夕飯。
この街、田舎なんだけどなんか好きなんだよな〜。
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夕飯も食べたし、後は寝るだけ。
車中泊の準備をしていると見知らぬ夫婦が話しかけてきた。
「君たち、観光客かい?」
「うん、そうだけど」
「今晩、うち来る?」
ちょっと待て、突然すぎるぞ。笑
追加で数往復だけ会話して、悪い人達じゃなさそうなので付いていくことに。
こっちは車があるから何かあれば逃げられるからね。
10分ほど運転して夫妻(ダスタン&アルジャン)のご自宅に到着。
デカい。あぁ…ぁ…
日本で住んでた家の10倍くらいある。
「ここが君たちの部屋だから自由に使ってね〜」
「ホテルやん…」
カザフスタンの伝統的な飲み物でおもてなしを受けた。
食卓にはダスタンのお父さんも同席。
見た目は牛乳っぽい。
どんな味かなっと。
ゴクリ
不味すぎる。
おもてなしでいただいた飲み物を不味いと形容するのは失礼だ。
好き嫌いがはっきり分かれる味、ということにしておこう。
しかし困ったものだ。
せっかくいただいた飲み物を残すわけにはいかない。
安倍元首相が第一次安倍内閣が終わる直前に
インド訪問したエピソードが脳裏をよぎる。
安倍さんはモディ首相の夫人が作った手作りインド料理を潰瘍性大腸炎
という病気を患っていたにも関わらず残さず平らげたという。
己の健康を犠牲にしてまでも日印関係をより強固なものにしたのだ。
ここで自分がこの謎の飲み物を残せば日本とカザフスタンの関係に
ヒビが入ると言っても過言ではないだろう。
不味いと思っていることを悟られまいと鬼の形相で飲み干す。
ふぅ…
それからは夕飯食べたばかりで満腹なのに追加のおもてなしを受ける。
次から次へと出てくる料理とチャイ(お茶)。
こんなに苦しいのは久しぶりです。
明日はプールに連れてってくれるらしい。
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続く。
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