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YOUは何しに学習センターへ?#5

こんにちは。
学習センターに朝から夕方までいる「事務の人」石田です。

くらちゃん、バトンありがとう!

最近食べて「うんまぁーい!」と叫んだメニューは新玉ねぎのステーキ。

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知り合いのおばちゃんから新玉ネギをケースごともらい(これ、島あるある)
そのケースはバーベキューの時に椅子にしたらいいけんって。

レシピも何も、半分に切ってオリーブオイルを入れたフライパンで
じっくり裏表焼くだけ。あ、蓋して中火ね。
味つけは海士乃塩と黒胡椒。レシピにはなかったけど、お気に入りのバターをほんの少しのっけて、アツアツをハフハフして食べるべし。


そして YOUは何しに学習センターへ#5スタートです。

改めまして、なっちゃんこと、石田なつ子です。
私は2016年4月から魅力化プロジェクトの総務経理スタッフとして勤務しています。
出身は愛知県。商業高校を卒業した後、地元で造園会社の事務を6年弱していました。
その後、海士町→愛知→少しだけ大阪→海士町と引越しをするたび、
家の物をガンガン減らしてきました。

15年前の初上陸、そして再び。

ほとばしるパッションだけは一人前だった若かりし日の私は隠岐諸島が4つの島からなっていることなんぞ知りもしないところから「島で宝探しをしてみませんか?」のフレーズと、行政としては当時珍しくポップな海士町HP(当時)に心惹かれ、商品開発研修生として2005年から1年間海士町で暮らしました。

その後、海士を離れて地元に帰り、海士で出会った大阪出身の夫と結婚し、子供も生まれ育児と家事に奮闘していましたが、2013年夏の終わりに再び海士町に今度は家族4人で戻って来たのであります。

隠岐國学習センターで働き始めてはみたものの

専業主婦を7年近くして、仕事や社会がリハビリレベルだった私には衝撃の連続でした。
会議中にスタッフの口から連続で出てくる知らない言葉の数々も「どういう意味ですか?」と聞けずに言葉も時間も流れていくばかり。
みんなとにかく忙しくて、カレンダーにはタスクとスケジュールがびっしり。
くだらない質問でみんなの時間を割いてはいけないと思ったし、何より知らないということが恥ずかしくて、ただ流れていけばいいと扉をしめていたのかも。
自分の任された仕事だけしていればいいでしょオーラを出していましたね。
今考えると恐ろしいほど、こんな奴とは一緒に仕事したくないって
思ってしまうけど(笑)。当時は自分が浮いているんじゃないかって固定観念が強かったかな。
だから見えない壁を作ってこれ以上近づかないでよと、箱に入っていました。

授業を1コマ、任されてみた

ある日、3年生の門組(当時は進路によってクラス分けをしていました)の授業でしゃべってくれない?と3年担当のスタッフから声をかけてもらって。
門組は4年制大学には進学しない、専門学校や就職組の進路希望をしているクラスで人数は10名程。
そこで、自分のこれまで生きてきたことを振り返り、授業で話をしました。
高校を卒業してすぐに働いた自分の経験から学んだこと、失敗したこと、自分の目で見てきたこと…ありのままを生徒に聞いてもらいました。
結果的にこの経験は生徒のためになったというより、自分にとって、価値があるものだったと思います。

これまでの歩みを思い起こして、それを言葉で伝える。
たった一コマの授業なのに、準備にものすごい時間がかかったし、何より教務スタッフってすごいなーと心の底から思いましたね。
日常的にこうやって生徒と向き合い、それはつまり自分とも向き合うことなんだと。
高卒の学歴が役に立ったことも嬉しかったな。
勉強を教えられなくても、いいじゃないって。
自分の得意特性をどんどんのばしていこうと。
それまでよりもぐーんと、扉がひらいたきっかけになった。

#YOUは何しに学習センターへ

#世界の広さと未来の可能性を体感しに

地図帳を広げれば、どの程度の大きさかは頭の中でわかるけど
実際に感覚としてどの程度かを感じるには、それじゃ足りない。

ウガンダで体育の先生をやっていた実体験を聞いたり、外国人留学生をショートステイさせたり、横でパソコンしているスタッフが職業に興味がある生徒のため、知り合いの知り合いぐらいのレベルなのに、オンラインでつないで話きいたり。
これ全部私が経験してきたこと。
知らないは悪いことじゃないけど、知ることでどんどん世界は広がるし
知るよりも体感することで、世界がつながる。
つながると楽しいし、そこからは未来にもつながる。

学習センターに何しにというよりかは、学習センターに来たからこそ
体感したことです。

この気づきが得られたことは、本当に幸せなことだと思います。

日々一緒に仕事をしているスタッフにはいつも支えてもらっています。
そして生まれてきた時から今でもずっと愛情をたっぷり注いでくれる両親に
心から感謝しています。

さて、そろそろおしまいに近づいてきました。
本当は大好きな総務のお仕事について書きたかったけど、それはまた次回にしようかな。
バトンですが、昨年度までインターン生だったロドリゲスさんにつなぎたいと思います。
ピザ窯の設計図を描くところからスタートして、資金を募り材料を組み立て完成させ先日、手作りの屋根もできあがった、ものづくりのプロフェッショナルことロドくん。

最近、瞳がウルルン!としたことをおしえてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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