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学問の大衆化推進会議:わたしたちの活動

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メンバーたちの活動や毎年恒例のシンポジウム内容のご紹介をします。 メンバーへのご質問はnoteサークル(https://note.com/gakumontaishuka/circ…
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2020年3月の記事一覧

新型コロナ、沈静化後の社会(続)

新型コロナ、沈静化後の社会 ― 日経MJ連載「未来にモテるマーケティング」20/3/9号を読んで・・・(志柿 俊朗) 地方文化、つまり文化の多様性の推進が社会の発展に重要だ、というのはコロナの前から思っていました。 図らずもこの疫病によってそれが進展するようです。 このような疫病や、あるいは自然災害などの際、地域単位である程度独立した経済(特に食料とエネルギー)が存在することが必須だからです。IT化も賛成。それによって働き方改革が進み、時間的余裕ができて、新しいアイデア

新型コロナ、沈静化後の社会

新型コロナ、沈静化後の社会 ― 日経MJ連載「未来にモテるマーケティング」20/3/9号からの引用 ローカル文化の発展は、同感。私は、ピラミッド社会のより一層のフラット化が進み、中小零細企業が大企業を圧倒する社会へと変革すると、強く感じます。(橋本壽之) 以下、引用↓ 新型コロナウイルスの感染が国内外で広がり、世間を揺るがす事態になっている。 現在は感染拡大への移行期とされ、連日、悲観的ニュースであふれる一方、 暖かくなれば落ち着いてくるという見立てもある。 ただ、

証拠(エビデンス)の強さによる情報分類

(山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信より引用) この区分けは、頭を整理できる。 証拠(エビデンス)があり、正しい可能性が高い情報 (病態) ・国、地域により致死率異なる   ドイツ:0.5%、韓国、クルーズ船、武漢以外の中国:1~1.5%、   日本:3.5%、武漢:4.5%、イタリア:10% ・感染後、症状が出るまでの潜伏期間は1から17日とばらつきがある(平均は7日程度) ・感染しても症状が出ない場合がある ・感染してもPCR検査で陰性となる場合がある ・発症し

ニュートンの三大業績はペスト回避の疎開の時に生まれた

ウィキペディアからです。 1665年にロンドンでペストが流行し、およそ7万人が亡くなった。ロンドンでは人が多く集まる大学が閉鎖され学生はペスト禍を避けるために疎開させられた。 当時ケンブリッジ大学で学位を得たばかりのアイザック・ニュートンも故郷に疎開することになり、それまで大学で小間使い的な仕事をして生活費を稼いでいた彼は、疎開により雑事から完全に解放されて、思索に充てる時間を得たことで、微積分法の証明や、プリズムでの分光の実験、万有引力の着想などを行うことができたわけで

寒川の明日への投資

「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える。」 ルターの名言です。 福澤は、上野で大砲の撃ち合いが始まり、三田までその音が聞こえても平然と講義を続けたそうです。 要は、大事を前にうろたえることなく、明日のために投資をする、お金はではなく、生産的な活動をすることが求められている、と考えます。 では、寒川の明日への投資を紹介します。 世界で活躍してきた一流の科学者が、寒川の教育レベル向上のため、直接寒川人のために開く教室である。 親と子が共に学ぶ理科 教室