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“今、どうやって生きていくか?誰と生きていくか?何を大切に生きていくかを迫られている。”金原ひとみが語る『アンソーシャル ディスタンス』。

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5つの物語が収められている短編集。

金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』(新潮社)

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そこで描かれているのは

現代社会にある孤独、過剰な依存、そして破綻、絶望。

そこに希望はあるのか・・・

表題作は『アンソーシャル ディスタンス』。

主人公は大学生の二人の男女。

大好きなバンドのライブが中止になった知らせを受け、旅に出た。

二人の旅の行方は・・・

コロナが人間を追い詰めその本性が剥き出しになった。

「何を頼りに生きていったらいいのかというところで人々が考えあぐねている。」

「二人は非社会的距離を保ち続けて旅に出た。」

「今、どうやって生きていくか?誰と生きていくか?何を大切に生きていくかを迫られている。」

「小さな声ほど、メガホンのように大きな声にして届けたい。」

本の帯にはこうある。

「読めば返り血を浴びる作品集。」

あなたはこの5つの物語をどう受け止めますか?

音声はこちらから。

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金原ひとみ
1983(昭和58)年、東京生れ。2003(平成15)年『蛇にピアス』ですばる文学賞。翌年、同作で芥川賞を受賞。2010年『TRIP TRAP』で織田作之助賞、2012年『マザーズ』でドゥマゴ文学賞を受賞。著書に『アッシュベイビー』『AMEBIC』『オートフィクション』『ハイドラ』『星へ落ちる』『憂鬱たち』『持たざる者』『マリアージュ・マリアージュ』『クラウドガール』などがある。最新刊は『アンソーシャル・ディスタンス』。

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