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“主人公が推しに捧げる姿勢は私が小説を書く時と似ている。”宇佐見りんが語る『推し、燃ゆ』。

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現在大学生。

2019年、『かか』で第56回文藝賞、第33回三島由紀夫賞を受賞。

2021年、『推し、燃ゆ』で第164回芥川賞を受賞。

若き俊英、宇佐見りん。

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生きづらい社会の中で困難さを抱えながら生きる主人公、

あかりが推す男性アイドル、真幸がファンを殴って炎上した。

その事件から物語は始まる。

いつしか当たり前に使うようになっていた“推し”という言葉。

物語の中には「推しはいのちにかかわるからね」

「推しは私の背骨」という言葉がある。

生きづらい今をリアルに活写した快作。

“主人公が推しに捧げる姿勢は私が小説を書く時と似ている。”

“自分の中にあるもやもやも正体を探り当てたい。”

“推し”というのはどういうことなのか?

彼女はいかに小説家になったのか?

そして、この物語はどのように紡がれていったのか・・・

気づくと、あなたは宇佐見りんを推したくなる。

貴重な朗読、インタビューをじっくりと聴きください。

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宇佐見りん
1999年静岡県生まれ、神奈川県育ち。現在大学生。
2019年、『かか』で第56回文藝賞、第33回三島由紀夫賞を受賞。
2021年、『推し、燃ゆ』で第164回芥川賞を受賞。





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