【第8回】御馳走。

5月から6月にかけて我が家では、一大イベントが毎年やってくる。

梅ジャム作りだ。

庭にある三本の梅の木から梅を家族総出で収穫し、

23年我が家で収穫した、梅の実。
煮初めたばかりの梅

一日梅の実が柔らかくなるまで、とことん煮込み。種を取り、
(実が熱い中で種を取る作業がとても大変)

そこから砂糖等加えながら三日ほど弱火でとことん煮込む。

完成間近の梅ジャム。

尚、焦げないように弱火で木べらを何時間もひたすら搔き混ぜる。
そして、何日もかけてようやく完成する。

完成し、瓶詰した梅ジャム。

それを毎年お世話になった方等にお配りする。
(配りに行くのが私の主な仕事。煮込みは、母担当)
尚、大量に量は作れないので結構誰に配るかは厳正な審査がある。

正直、すごく作るのは手間がかかる。(私が、作っているわけではないが)
買ったほうが全然安いし、正直美味しいかもしれない。
少し前までは、梅の木が後2本ほど庭にあり、梅干しもつけたり、梅ジュース・梅酒も作っていた。

ただ、毎年楽しみにしてくださる方もいるし、

このジャムを配る時だけに会う方もいる。

ほぼなにもしていない私がいうのはおかしいが、こういうのが本当の贅沢なのかもしれない。(最近、気づいた)

そして、この記事を書く上で、祖母のことを思い出した。

祖母は、5年程前に他界したのだが、九州に住んでいた。
マンションを複数経営し、正直かなり経済的に豊かだった。

そんな祖母宅に長期休みに行くと、祖母は知り合いの養鶏場や農場、
市場複数の場所を周りに美味しい食事を作ってくれていた。

文字通り、本当の御馳走を。

私自身も将来大切な人が出来たら、こういうことをしたいな。

今回のノートに関しては、書きたいことがあまりにもたくさんあり、
非常に長くなりそうなので、とりあえずここまで)
後から追加するかもしれません。


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