【面接対策】転職で別の自治体の学芸員職を受けた時の話 面接の質問が未経験とは違ってくる
転職の動機
実は私は一度学芸員として小さい自治体に採用された後、3年経って転職して今の職場に入っています。
理由は実家から通える職場への勤務であったことと、小さい自治体ゆえに雑芸員の状態で、あまり資料に触る機会がないなど自身のキャリアを考えたときにこのままじゃいけないなと思ったからです。
あとは実家から通えるので家にお金を入れても貯まると思ったからです。
特に我々学芸員は書籍代がかさみますし、一人暮らしだと使わなくても電気・ガス・水道・通信いずれも基本料金がかかってしまいますしね。
転職したときの試験内容
3日間の試験日程で内訳は下記のとおりでした。
1日目 教養試験・専門試験
2日目 論述試験・適性検査
3日目 面接(1日で2回)
順番に解説していきます。
なお、新卒で受験する場合は別記事で面接官対策について記事を書いているので、ぜひ購入をご検討ください。
1日目 教養試験・専門試験
教養試験は一般行政職をはじめ全員で同じ試験を受験しました。
教養試験は解けるところは集中して解いて、それ以外は五角鉛筆を転がしました。
割合でいうと半分以上鉛筆転がしたのでどんな問題が出たか覚えていません。
文系に数的処理とかできるわけねーだろ!!
えっ!?まさかの運で採用されたの!?と思われるかもしれませんがそうではありません。わたしが言いたいのは配点をよくみて効率よく対策しましょうということです。
1日目は専門試験のほうが配点が高く、勉強すれば8割は得点できる自信があったので、思い切って教養試験は捨てました。
1日目は足切りの意味もあり、2日目以降に進むためには突破しなければなりませんが、史学科で学芸員資格を持っている公務員志望の学部生にとって、専門試験はかなり難しいので専門試験で差をつければよいと判断しました。
※専門試験については「学芸員になろう」をご覧ください。
2日目 論述試験・適性検査
論述試験は歴史と民俗の保存や活用について1200字程度で書くという問題でした。歴史(500文字)・民俗(500文字)・まとめ(200文字)の配分で自分が勤めていた自治体の事例を元に書いたらうまく書けました。
適性検査は内田クレペリン検査でした。
3日目 面接(1日で2回)
面接は1日で2回の形式でした。面接と書いてある場合は、集団討論を含む場合もありますが、この時は個人面接が2回でした。
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