「心を動かす」 必要なのは「情熱」?それとも...

1月7日、8日と続けて、「TOSSハイブリッド冬合宿」という、教育イベントに参加しました。
学校の先生方がご自身の実践や研究等を発表されたり、専門家の方が意見を交流する、「学校」ではあまりない?イベントです(もちろん、参加者は、99%学校の先生方です)。

そこで感じたことは、「情熱」と「ロジカル(論理)」どちらが人を動かすのだろう…ということでした。
学校ではよく、「教師は情熱で子どもの心を動かす~」や「教育には何より情熱が重要」と聞きます。また、学校に限らず、仕事や生活している中でも、「情熱が最も重要」と言われます。

イベントを参加して、自分自身の心が動いたのは、確かに「情熱」の方です。
ですが、そこには主観的な意見が多く、自分に当てはめて追試することは難しいのでは…と思うのです。自分が同じように追試するには、やはり「ロジカル」の部分が必要で、「客観性」が必要と感じます。
ところが現実、「人を動かす」のは「情熱」であり、社会的に人気を博すのは「情熱」の方が多い…。

もちろん、伝え方の問題はあると思います。情熱的に話す方が得意な人、ロジカルに話す方が得意な人。それぞれ、「あるべき」です。
しかし私自身の「事実」として、情熱に心を動かされ、より興味関心を寄せています。


帰宅後、ふと向山洋一先生の『教師修行十年』を読みました。
情熱が伝わってくるのと同時に、それぞれの「指導」に、「客観的な理由」が添えられています。
ロングセラーでかつ、日本の教育界に影響を与えておられるライター、書籍は、やはり一味違いました。

(いつも腹ペコS)

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