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小さなmy舞台探究 第1回

「小さなmy舞台探究」はじめました。

なにをふるまっても、どんな形の屋台をつくってもいいんです。出会った誰かに自分が好きな何かをふるまうこと、そこから生まれるコミュニケーションを楽しむこと。屋台が持っている小さな舞台のような領域性を感じること。思わぬ出会いが引き寄せられてしまうかもしれないこと。そんなことに思いをはせてワクワクする、実験的プロジェクトです。

今回集まったのは三組の親子と、大学生、大人が数名。つくるプロジェクトだから、最初からトンカン手を動かすのかと思いきや、今回はやりません。目的を決めずに歩く「feel℃ walk」からスタート。

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今回の活動拠点であるCLT comboの横には「いけとおがわプレイパーク」があります。小さな池があって、イカダが浮かんでいるのです。

冬で、曇っていて、寒い日でした。こんな寒い日に池なんて!と思ったのは大人だけのようで、みんな池に興味津々。イカダをすいすいと操るロビンソンクルーソーのような男の子に(大人も含め)羨望のまなざしを送ります。

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プレイパークとその周辺で遊び尽くして、あっという間に1時間半が終了。みつけたものを少々並べて、みかんのような何かの皮をむいて香りを楽しんで、今回はおひらきとなりました。

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テーマにそって物をつくるワークショップだと、アイデアを出して、試作して、発表といった流れになりがち。でも突然アイデアを出せ、なーんて言われても、戸惑うばかり。自由にアイデアを広げてみようと言うわりに、ゴールから逆算するように、効率的に決められたタイムテーブルの窮屈さから逃れられずに、終わってしまう(ああ、そういうことよくやってきた・苦笑)。

今回のfeel℃ walkで経験したこと、見つけたことは、何かを作ることと全然関係ないように見えるかもしれない。でも、今回参加したみんなで、楽しい時間をすごせたこと。楽しい時間の中に、コミュニケーションとそれぞれの小さな挑戦がたくさんあったこと。そのことが大切だった。次回顔を会わせるときはきっと(会うのは2回目なのに)、昔馴染みに再開するような温かい気持ちになれる気がするのです。

次回は2月22日(土)。

次こそトンカン手をうごかして、つくりながら、何をふるまうか、どんな舞台でふるまうか考えます。それまでずっと、このプロジェクトの楽しさのつづきを考えて過ごす。なんてうれしい毎日かしら!
(さとうももこ)


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