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『図解 パブリックスペースのつくり方』熊谷玄さんに聞いた「いま気になる人・コト」

2021年2月に刊行された『図解 パブリックスペースのつくり方 ─設計プロセス・ディテール・使いこなし』。刊行直後に増刷されるなど、多くの方に手に取っていただいています。
今回は編著者の一人である、熊谷玄さん(ランドスケープデザイナー/STGK Inc.代表)に、いま気になっている話題について伺ってみました。

――いま注目されている取り組みはありますか?

僕も参加している風の谷をつくるという活動です。
慶応義塾大学環境情報学部教授の安宅和人さんがはじめたこの活動は、
一言で言うなら、「都市集中型の未来に対するオルタナティブ」をテクノロジーをうまく使い倒しながら作ろうという運動論です。

――掲載されている熊谷さんのインタビューもたいへんおもしろかったです。「テクノロジーを使い倒しながら」という視点が新たな運動論としてのカギになりそうですね。

様々な分野の人々が毎週集まってこの問いに対して議論しているのですが、
その問いが多岐にわたっていて非常に面白くてランドスケープデザイナーとしてこの議論に参加できるのはすごく刺激になりますし、僕らがこれから何をつくるべきか。何を作りたいか。どんな未来を見たいか。
考えさせられます。

――毎週集まるってすごい……今後も注目します! 最後に一言、お願いします。

今回の本は、パブリックスペースづくりやランドスケープデザインを生業とする仲間たちにとって参考になると確信しています。
もちろん学生には、必須の一冊。
教科書として使ってくれても構いません!
刊行記念イベントのレポートもあるようなので合わせて是非!

――ありがとうございました! 『図解 パブリックスペースのつくり方』(忽那裕樹 ・平賀達也・熊谷玄・長濱伸貴・篠沢健太 編著)
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(編集K・N)

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