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学芸本の読み方

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学芸出版社の本や会社について書かれたnoteの記事を集めています。
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#新建築

モクチンメソッド 都市を変える木賃アパート改修戦略【学芸出版社】

モクチン企画/連勇太朗・川瀨英嗣 著 A5判/ 192頁/2,200円+税 木造賃貸アパート(モクチン)は戦後大量に建てられたが、今老朽化と空き家化が著しい。建築系スタートアップ・モクチン企画はその再生をミッションに、シンプルな改修アイデア・モクチンレシピを家主や不動産業者に提供する。街から孤立した無数のモクチンを変えることで豊かな生活環境、都市と人のつながりをとり戻す試み。 都内を拠点に木造賃貸アパート(モクチン)の改修・再生を行うNPO法人モクチン企画による本書.

建築家のためのウェブ発信講義【学芸出版社】

四六判/224頁/2,100円+税 ゼロから仕事をつくるためのプロモーション、社会を巻き込む建築理論の構築、施主候補との信頼関係を築くコミュニケーション。建築家9名がウェブ上で打ち出す個性的な実践を手掛りに、読者各々の目的に合った情報発信の方法を丁寧に指南。建築メディアに精通する著者によるSNS時代ならではの新しい「建築家」行動戦略! TwitterにFacebookにinstagram,といったSNSが発達し,個人でも世界に声を届けられるようになった現代. そんな

実用性を保ちながらいかに継承していくか─村野藤吾設計「近三ビルヂング(旧 森五商店東京支店)」を支えてきたオーナーに聞く|森隆(近三商事3代目) 森正隆(近三商事4代目)

『新建築』2018年4月号はリノベーション特集です.特集にあたり村野藤吾氏設計の「近三ビルヂング(旧 森五商店東京支店)」を87年(2018年現在)に渡り,歴史的建築ではなく,現役のテナントビルとして活用し続けてきたオーナーにお話を伺いました.(『新建築』2018年4月号では作品紹介と共に収録しています) 目次 ●度重なる改修 ●実用性と保存をどう考えるか ●テナントビルとして持続させていくために 度重なる改修──近三ビルヂングは所有者である森隆さんの一族,設計者である村