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学芸本の読み方

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学芸出版社の本や会社について書かれたnoteの記事を集めています。
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【オススメ本】有廣悠乃編著『描いて場をつくる グラフィック・レコーディング』学芸出版社、2021

グラレコ(グラフィック・レコーディングの略)はここ10数年ですっかり日本でも定着した感がある会議やワークショップなどでの話し合いを可視化(見える化)し、記録する方法です。 話の見える化と言えば、本書の対談において中野民夫さんが語られている通り、黒板やホワイトボードなどによる「板書」が基本であり、本来、教育とも親和性が高いものです。しかし、21世紀に入ってパワーポイントなどプレゼンテーションソフトの普及により板書する機会はめっぽう減り、実は親和性は薄まっている、というのが

対談インタビュー#1_稲垣さん・伊勢田さん・酒井さん・玉有さん(前編)

 書籍『描いて場を作るグラフィック・レコーディング 2人から100人までの対話実践』の発売に伴って、「場づくり企画部」が発足しました。グラレコや対話、場づくりにかかわるインフォメーションやコンテンツを発信したり、関係性がうまれていくキッカケづくりを行っていきます。  その第一弾!として、編著者・有廣悠乃(ありひろ ゆうの)さんと共著者のみなさんによる対談インタビュー企画を始めます。 はじめに書籍『描いて場を作るグラフィック・レコーディング 2人から100人までの対話実践』

めくるめく『超建築パース』の世界 1

2021年8月10日に刊行する『超建築パース 遠近法を自在に操る26の手描き術』。超建築パースとは「CADやCGが普及し、建築パース表現がデジタルも含め多様化するなか、手描きでしかできない技をさらに伸ばすために追究したパース術」のことです。 『超建築パース 遠近法を自在に操る26の手描き術』田中智之 著 臨場感や雰囲気を伝える図法の飽くなき探究 ――― 伸びやかに湾曲する地平、効果的な省略や誇張、透視など、手描きパース最大の魅力はCADでは表現しえない“適度な補正”を含ん

「書き込み式 色彩検定3級」おすすめ勉強法!⑤ ~練習問題&模擬テストで総仕上げ!

今月末に迫ってきた「色彩検定」。 引き続き『書き込み式 色彩検定3級』を使用した色彩検定の勉強法について、担当編集者がおすすめする方法をご紹介します。 ↓前回までの記事はこちら https://note.com/gakugei_pub/m/m67f20ad0d23b 本書の特徴は充実した練習問題です! 実際の試験の形式に近い練習問題が200問以上収録されており、とにかく問題を繰り返すことで知識を定着させたい方にはうってつけです。 紙面にどんどんポイントを書き込むのもおす

「書き込み式 色彩検定3級」おすすめ勉強法!④ ~読者特典・直前対策講座 !

来月に迫ってきた「色彩検定」。 引き続き『書き込み式 色彩検定3級』を使用した色彩検定の勉強法について、担当編集者がおすすめする方法をご紹介します。 ↓前回までの記事はこちら https://note.com/gakugei_pub/m/m67f20ad0d23b 本書には、充実の読者特典がついています! まずは前回もご紹介した「慣用色名クイズ動画」。 16本の動画で、3級に出題される64色のJIS慣用色名をクイズ形式で暗記できます。 そしてもうひとつは、「読者限定!

「書き込み式 色彩検定3級」おすすめ勉強法!③ ~慣用色名を覚えよう

来月に迫ってきた「色彩検定」。 引き続き『書き込み式 色彩検定3級』を使用した色彩検定の勉強法について、担当編集者がおすすめする方法をご紹介します。 まだどの参考書で勉強するか迷われている方、ぜひお手に取ってみてください! ↓前回までの記事はこちら https://note.com/gakugei_pub/m/m67f20ad0d23b 3級の学習でひとつのポイントになるのが慣用色名です。 慣用色名は、数字や記号ではなく、動植物や染料など生活の中にある色をその名称の由来と

「書き込み式 色彩検定3級」おすすめ勉強法!② ~ワークシートを活用しよう

来月に迫ってきた「色彩検定」。 前回に引き続き『書き込み式 色彩検定3級』を使用した色彩検定の勉強法について、担当編集者がおすすめする方法をご紹介します。 まだどの参考書で勉強するか迷われている方、ぜひお手に取ってみてください! ↓前回の記事はこちら https://note.com/gakugei_pub/n/nf48ace8fa847 さて、本書はタイトルに「書き込み式」とあるとおり、手を動かして学べることが大きな特徴です。 確認問題にも、練習問題にも、どんどん書き

「書き込み式 色彩検定3級」おすすめ勉強法!①

来月に迫ってきた「色彩検定」。 この記事では、学芸出版社から発行された参考書『書き込み式 色彩検定3級』を使用した色彩検定の勉強法について、担当編集者がおすすめする方法をご紹介します。 まだどの参考書で勉強するか迷われている方、ぜひお手に取ってみてください! 本書は、 ・解説本文 ・確認しよう! ・練習問題 ・ワークシート ・模擬テスト で構成されています。 このほかに、切り取って使える「慣用色名カード」やPCCS色相環・トーンマップもついています。 慣用色名カード

学芸出版社HPが少し使いやすくなった

今日弊社HPがちょっと使いやすくなりました。 学芸出版社のHPに訪れてくださったことがある方が、どのくらいいるのかいないのか、わかりませんが、どなたが見てもおわかりのとおり、弊社のHPは超DIYで、新刊が出るたびイベントがあるたび、編集スタッフ全員がちくちく更新を続けております。 結構頻繁に微修正しています 10年ほど前にUMA の原田祐馬さんにロゴをリニューアルしてもらった際、本当に最低限の骨格デザインだけつくってもらったのですが、その後も自分たちであれを付けたしこれを