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学芸本の読み方

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学芸出版社の本や会社について書かれたnoteの記事を集めています。
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2021年9月の記事一覧

消費(費やして消える)ではなく、購買でもなく、利用へ。『サーキュラーエコノミー実践』(安居昭博さん)学芸出版社

えしかる屋(鎌倉市雪ノ下3-9-5-1)で販売をはじめた『サーキュラーエコノミー実践』(安居昭博さん)。インスタライブで軽くブックレビューをしてみました。 サーキュラーエコノミーが広がった背景、実際のサービスや製品、日本での展開と可能性などがわかりやすく書かれています。 とりあえず再生素材を使っただけのウォッシュ商品が乱立し、タレントがこぞってサステナブルブランドを出すので2020年代の竹下通りかと皮肉も言いたくなる昨今、特に重要となる「Re think」について。 『

田中智之、観点の根元を語る in 加古川

2021年9月13日、加古川のすてきなコワーキングスペースmocco 加古川さんで行われた『超建築パース』出版記念トークのレポートです。 『超建築パース 遠近法を自在に操る26の手描き術』出版記念|田中智之、観点の根元を語る|Public talk Kakogawa 濃紺の線画で建築や空間をいかにわかりやすく伝えるかを長年試行錯誤しておられる田中智之先生。めくるめく華麗なタナパーたちはこれまでも2冊本になっており、当日3冊並んだ濃紺の世界は圧巻。最新刊『超建築パース』では