（#1）過ぎ去る夏と流星群
少し気早な気もするが、今年の夏も終わりが近づいている気がする。
修士2年の僕にとっては、義務教育から数えて18年にもなる学生の夏休みがついに終わりを迎える。
学生を卒業し、「夏休み」という存在から離れると、今まで感傷を覚えていた夏の終わりも多少は味気ないものになるのだろうか？
といった思いもあり、「何か記憶に、シャッターに残す価値のある夏を」という意思のもと、ペルセウス座流星群の撮影に向かうことを決意しました。
（台風と被らなくて本当に良かった…。）
撮影場所のこと
静岡県と山梨県の県境付近にある「朝霧自然公園（朝霧アリーナ）」で撮影を行ってきました。
東京から2時間弱と、比較的手軽に行ける撮影地です。
特に「朝霧自然公園 第一駐車場」は比較的狭いので暗闇でも行動しやすい、近くにトイレがある、などでオススメの場所です。
僕は当日23時頃に向かいましたが、流星群の極大ということもあり、いかつい撮影機材を揃えた方も複数いらっっしゃいました。
使用機材のこと
カメラ：Nikon D5600
レンズ：NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G
編集ソフト：Adobe Lightroom
赤道儀は未導入なので、15mm（フルサイズ換算）で20秒程度の露光が限界でした。
特に、今回使用したNIKKORの広角ズームレンズはF4.5までしか開けられないために星を写せず一苦労。やはり赤道儀が必要か。
撮影結果 − 流れ星と夏の天の川
写真中央（やや左側）に流れ星が入りました。
まともに流星が入ったのはこの一枚のみでした。
やはり広角ズームレンズだとF値の高さに悩まされます。
夏の大三角と天の川。
少しレタッチしすぎたことを後悔している縦構図。
一日共にしたレンタカーと天の川の縦構図。
総じて、LightroomのAIノイズ除去が極めて優秀であることを知りました。
ノイズと星を混同せず，自然な形で補正してくれるので感動です。
これで高感度の撮影も躊躇なく行えるようになるかもしれません。
執筆中のプレイリストより
9月になること / teto
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