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5.世界遺産検定マイスター

いよいよマイスターの話です。
前の記事でマイスター試験はラスボスと書きましたが、世界遺産検定の最高峰に位置します。しかし、マイスター試験は1級までの試験とは内容が全く異なります。というか、趣旨が全く異なるものと思います。検定なのである意味資格試験ではあるのですが、単なる資格ではなく、取得して終わりのものではないと思います。
そもそも、マイスター試験の前にマイスターって何でしょうか。これに正解はありません。マイスターを取得した人でさえ、一人一人考えていることが違うと思います。私はざっくり「世界遺産のあり方(理想)を考え、それに向けて行動する人」と思っています。もっと言うと、「世界遺産を通じて世界のあり方(理想)を考え、それに向けて行動する人」だと思います。
ということで、マイスター試験はマイスターとして自分の意見・考えを持ち、それに向けて行動できるのかを判断する試験なのかと思っています。
あくまでも私個人の考えなので、検定事務局の考えとは違うかも知れませんので、その点はご了承ください。

さて、マイスター試験についてに話を戻します。
マイスター試験は1級までのマークシート形式とは異なり、記述式の試験になります。問1~3までの3問が出題され、20点満点中12点以上で合格になります。ただし、問1と2で6点以上、問3で6点以上獲らないと合格できません(例えば、問1と2で8点、問3で5点獲ったとしても、合計13点ですが不合格になります)。
問1は世界遺産に関する用語を簡潔に説明する問題が3問出題されます。
問2は世界遺産条約を4つの指定語句を用いて400文字以内で説明する問題です。
問3は世界遺産に関する事例が提示され、それに対する意見を1200文字以内で論述する問題です。

次稿にて、私がマイスター試験をどう攻略したのかを記述します。

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