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【全文無料】アルセウス&連撃ウーラオス

こんにちは。ガクロ(@gakrow_pen)です。
記事を開いていただき、ありがとうございます!

さっそく余談なのですが、
前回書いた記事に87スキもついていて涙が出るほど嬉しかったです。

見てくださった方ありがとうございます。
まだ見てない方はぜひ読んで下さい!

さて、今回はタイトルにもある通り
"アルセウスVstar""連撃ウーラオスVmax"
を組み合わせたデッキの解説をしようと思います。
今回も頑張って書いたので、最後まで読んでくださると嬉しいです。

(※かがやくポケモンの「かがやく」と、れんげきウーラオスの「れんげき」を漢字表記にしています。)


1.構築経緯

時は遡り、シティリーグ初日のことです。
僕は常日頃から『ロストバレット』を使っているので
「ロストバレット勝ってるかな?」
と、ツイッターを眺めていました。

↑10/8の上位入賞デッキ
↓10/9の上位入賞デッキ
ポケカブックさん掲載許可ありがとうございます!

けっこう入賞してました。良かった。

『ロストバレット』のことは一旦置いておき、この表を見たとき1つ気づいたことがありました。それは、闘弱点のポケモンが多いということです。

ミュウツーVunionはアルセウス型が大多数

このように現環境はメインポケモンが闘弱点のデッキが多いことが見て取れます。
特に、"ロトムVstar"や"クワガノンV"を使った『ガノンロトム』は"レジエレキVmax"の存在もあり今後注目されるデッキの1つだと思います。

また、先日 えんD さんがこの『ガノンロトム』について詳しく解説した記事を公開していることもこのデッキが増えてくる根拠の1つとして挙げられます。

(とても参考になる記事なので、まだ読んでいない人は読むことを強くおすすめします)

話は戻り、先述の通り現環境は闘弱点のポケモンが増えてきているので闘タイプのポケモンはこの環境にマッチしていると考えました。
しかし、先程の表を見てわかるように"ミュウVmax"など超タイプのポケモンも現環境多いです。そのため、闘タイプのみのデッキだと思うように戦えないと考え、技のエネルギーが無色3つと運用しやすく特性によって安定感の底上げにもつながる"アルセウスVstar"がメインアタッカーで、闘タイプも採用している、そんなデッキを作ることにしました。

まとめます。

①闘弱点の増加→闘タイプが今熱い
②超タイプの存在→アルセウスVstarをメインアタッカーに。

このように考え、今回紹介するデッキを作成しました。


2.デッキレシピ

デッキコード : 3SEy2X-Wm2ruS-p3MyyM

3.基本的な回し方


※画像はターン終了時の盤面です。

◎先攻をとった場合

【先攻1ターン目】

バトル場→アルセウスV
ベンチ→アルセウスV

"アルセウスV"を1体でも出してエネルギーをつけることができれば概ね満足です。
2体出せれば完璧です。

【先攻2ターン目】

バトル場→アルセウスVstar
ベンチ→輝くサーナイト、アルセウスVstar

「トリニティノヴァ」で攻撃することを目指します。
"ネズ"で"ダブルターボエネルギー"をサーチしたり、"博士の研究"を使ったりして「スターバース」を温存できると次のターン以降とても楽に戦えます。"ダブルターボエネルギー"は4枚採用なので"博士の研究"で引ける確率も高いです。積極的に狙いましょう。
"輝くサーナイト"を出すか、"大きなお守り"をつけておくと"アルセウスVstar"が1回耐える可能性がかなり高くなるので、意識しましょう。

【先攻3ターン目】

バトル場→アルセウスVstar
ベンチ→輝くサーナイト、アルセウスV

バトル場の"アルセウスVstar"は、1回攻撃を耐えていると思うので"ネオラントV"の特性「ルミナスサイン」や「スターバース」を使いつつ"チェレンのきくばり"で回復することを目指しましょう。
先攻で先殴りができているのでこのターンに"チェレンのきくばり"で回復できれば戦況としてはとても有利になります。

【先攻4ターン目】

バトル場→アルセウスVstar
ベンチ→輝くサーナイト、連撃ウーラオスV、アルセウスVstar(被ダメージ)

ここでも"アルセウスVstar"は攻撃を1回耐えていると思います。しかし、このターンも"チェレンのきくばり"を使うことは現実的に難しいので、ベンチの"大きなお守り"つき"アルセウスVstar"に入れ替わりつつ、攻撃していきます。
ダメージを受けた"アルセウスVstar"がベンチに下がる理由は"ボスの指令"や"セレナ"を要求したいからです。
"マリィ"を使ってさらに要求を上げるのも良いですし、削った相手のポケモンを"ボスの指令"で倒しにいっても良いと思います。
このターンに"ボスの指令"を使っていても使っていなくても「キョダイレンゲキ」はサイドを取るのに役立つので、"連撃ウーラオスV"にエネルギー加速をしておくと良いと思います。

このターン終了時には、自分の残りサイドが3枚以下になっていることが多いので"ツツジ"ケアの山札圧縮を怠らないようにしましょう。

【先攻5ターン目以降】
"ボスの指令"を使ったり「キョダイレンゲキ」を使ったりしてサイドを取り切るだけです。
4ターン目と同様に"ツツジ"ケアの山札圧縮を怠らないようにしましょう。


◎後攻をとった場合

【後攻1ターン目】

バトル場→アルセウスV
ベンチ→アルセウスV

基本的には「トリニティチャージ」を狙います。【先攻2ターン目】のときにも書いたように"ネズ"で"ダブルターボエネルギー"をサーチしても良いと思いますし、"博士の研究"で引きにいってもいいと思います。
ベンチの"アルセウスV"につける基本エネルギーの枚数ですが、3枚フルにつけるのはあまりオススメしません。というのも、相手の2ターン目に"ボスの指令"や"セレナ"から倒されてしまうと5枚しか入っていない基本エネルギーの内3枚を失うことになるからです。
"ふつうのつりざお"で山札に戻せるのは2枚までなので、どうしても基本エネルギー1枚は使えなくなってしまいます。
そのため、(例外もありますが)2枚のみのエネルギー加速が最適かと思います。

【後攻2ターン目】

バトル場→アルセウスVstar
ベンチ→アルセウスV、輝くサーナイト

「トリニティノヴァ」でベンチの"アルセウスV"にエネルギー加速をすることを目指します。
先にサイドを取られてしまっているので、この"アルセウスVstar"は意地でも一発耐えたいです。"Vガードエネルギー"や"輝くサーナイト"、"大きなお守り"で守りましょう。
相手の要求を少しでも上げるために、この番は"マリィ"を使いたいです。

【後攻3ターン目】

バトル場→アルセウスVstar
ベンチ→アルセウスV、輝くサーナイト

"チェレンのきくばり"で回復しながら「トリニティノヴァ」で攻撃することを目指します。
"大きなお守り"は、"ボスの指令"などで呼ばれて倒されないようベンチの"アルセウスV"につけるのがいいと思います。

【後攻4ターン目以降】
"ボスの指令"を使ったり、"ツツジ"を使ったりしながらサイドを進めていきます。
また、回復することは攻撃回数の増加に直結します。再度"チェレンのきくばり"で回復するのもいいでしょう。

…先攻後攻どちらでも大切なことは、一発耐えて"チェレンのきくばり"で回復することです。
中打点を刻んでいくデッキなので、攻撃回数を稼ぐことが非常に大切になってきます。
"連撃ウーラオスV、Vmax"をあまり運用しないのは"チェレンのきくばり"に対応していなく、2回の攻撃で確実に倒されてしまうからです。このデッキにおいて攻撃回数はそれほど大切です。
アセロラなら良かったのに…。


4.環境デッキに対する立ち回り

対ギラティナVstar

狙っていくサイドプランは、
2-2-1-1 です。
相手は「アビスシーク」から入ってくると思います。そのため、こちらの2ターン目は「スターバース」を使っても良いので

・"マリィ"を使う。
・"輝くサーナイト"を置く。
・ "Vガードエネルギー"をつける。
(無理な場合は"大きなお守り"でも可)

この3つを目指します。
"マリィ"を使うことで相手の要求を上げ、"輝くサーナイト"と"Vガードエネルギー"を用意することで"アルセウスVstar"が相手の「ロストインパクト」を確実に耐えれるようになります。

輝くサーナイト+Vガードエネルギーの盤面をつくると……
シンオウ神殿+ロストインパクト→輝くサーナイトの軽減によって耐える
頂への雪道+ロストインパクト→Vガードエネルギーの軽減によって耐える

Vガードエネルギーのところは、ツールジャマーをつけることで突破されてしまうので大きなお守りでは✖

1回攻撃を耐えたら"チェレンのきくばり"で回復しつつ攻撃し、テンポをとっていきます。

こちらが要求(主に"Vガードエネルギー"貼れない)を満たせなかったターンの「ロストインパクト」と「スターレクイエム」でサイド4枚は取られるものだと考えておきましょう。
「キョダイレンゲキ」を有効に使えるマッチなので積極的に狙いたいです。しかし、「スターレクイエム」で"連撃ウーラオスVmax"を気絶させられてしまうと、負けに繋がることが多いので、「スターレクイエム」を使った後に進化させると良いと思います。

◇キーカード◇
"Vガードエネルギー"
"輝くサーナイト"
"マリィ"
"チェレンのきくばり"



対ミュウVmax

狙っていくサイドプランは、
3-3 です。
このデッキを仕上げる上で1番の壁でした。
後1「メロディアスエコー」でエネルギーを貼った"アルセウスV"が気絶したときは本当にどうしようもないからです。

【基本プラン】
先攻の場合は、1ターン目にバトル場とベンチの両方に"アルセウスV"(片方エネ付き)を用意します。そして、後1「メロディアスエコー」で"アルセウスV"をあえて取らせます。
そしてこちらの2ターン目に、"イベルタル"の「はかいのさけび」で相手の"フュージョンエネルギー"を3枚割ります。すると相手は"ミュウVmax"に"ダブルターボエネルギー"をつけて攻撃してくるでしょう。
そこを"ドラピオンV"で返します。
相手は"ロストシティ"を貼りながら"ドラピオンV"を次の"ミュウVmax"で取るしかありません。その"ミュウVmax"を2体目の"ドラピオンV"で吹き飛ばして勝利です。
相手は台パンするに違いありません。
「スターバース」もあるので再現性はかなり高いです。これは自信を持って言えます。

注意することは、1ターン目のバトル場のポケモンを"連撃ウーラオスV"にしないことです。超弱点なので、"フュージョンエネルギー"2枚+"ダブルターボエネルギー"でも倒されてしまいます。この場合、相手の山札には"フュージョンエネルギー"がまだ2枚残っているので、次の番も"メロエッタ"で攻撃されてしまいます。
こちらが"イベルタル"で"フュージョンエネルギー"を3枚割る理由は、相手の"ミュウVmax"をバトル場に引きずり出すためです。そのため、続けて"メロエッタ"で攻撃されてはテンポが掴めません。
なので、バトル場"連撃ウーラオスV"エンドは止めましょう。

"デオキシス"が採用されていても、「はかいのさけび」を使った時点でミュウ側のベンチは埋まっていると思われるので、
〘デオキシスでイベルタル取られたらどうしよう〙 と心配する必要はありません。
万が一にもベンチが空いていたら"崩れたスタジアム"を貼ればいいです。

キーカード
"ドラピオンV"
"イベルタル"
"ネズ"



対ルギアVstar

狙っていくサイドプランは、
2-2-2 です。
2:8くらいで不利だと考えています。しかし、(先攻であれば)手も足も出ないというわけではありません。
というのも、ルギアのサブアタッカーとして現在使われているポケモンは、以下の4つが多いかと思います。

①"メタモンVmax"
②"ゲンガーVmax"
③"クロバットVmax"
④"ガラルサンダーV"
⑤各種アメイジングポケモン

③に関しては闘弱点であるため、こちらの"連撃ウーラオスV、Vmax"が一撃で倒すことができます。①・②も、"こだわりベルト"をつければ一撃で倒せます。
⑤についてですが、アメイジングポケモンはHP130以上のポケモンがいません。そのため、「キョダイレンゲキ」の格好の的なのです。"イベルタル🅰"は闘抵抗を持っているためバトル場だと「キョダイレンゲキ」を耐えられてしまいますが、"あなぬけのヒモ"等でベンチにどかせば関係ありません。
つまり何が言いたいのかというと、相手は"ルギアVstar"と"ガラルサンダーV"の2種類しか攻撃手段を持っていないと考えることができるのです。

(補足)これからさらに研究が進み、今挙げた5つ以外をサブアタッカーとする可能性も十分にありえると思いますが、本記事では考えないこととします。"ルギアVstar"のデッキは自由度が非常に高いので今の5つ以外を考えていたらキリがありません…。

実際のプランを解説します。
【先攻の場合】
こちら側は、基本の動き通り"アルセウスVstar"で攻撃するのですが、この際"輝くサーナイト"をベンチに置きましょう。

〜ルギアVstarのダメージ〜
220+30+20×2=290(サーナイト込みアルセウスVstarが1回耐える)
220+30+20×3=310(サーナイト込みアルセウスVstarが耐えない)
(+30→こだわりベルト、+20→パワフル無色エネルギー)

このように、"輝くサーナイト"がいるだけで"パワフル無色エネルギー"の3枚目を要求できます。
相手は"アーケオス"の特性によってエネルギーの供給は容易ですので、2ターン目にはこちらの"アルセウスVstar"が倒されるでしょう。
その返しのターンで、"イベルタル"を使い"パワフル無色エネルギー"を2枚以上割ります。こうすると、中盤以降相手はこちらのポケモンを一撃で倒すことが難しくなり、こちら側は"チェレンのきくばり"を用いて攻撃回数を稼げるようになります。

注意すべきは、先程も書いた"ガラルサンダーV"です。"Vガードエネルギー"関係なく"アルセウスVstar"を倒してくるのでとても厄介です。
"ルギアVstar"に取られるサイドと合わせて4枚は取られるものだと考えたほうがいいと思います。

【後攻の場合】
すみません。マジで勝てないです。

[先攻2ターン目] サイド2枚取られる
[後攻2ターン目] アルセウスで攻撃
[先攻3ターン目] サイド2枚取られる計4枚
[後攻3ターン目] イベルタルでエネ割り
[先攻4ターン目] サイド1枚取られる計5枚
[後攻4ターン目] サイド2枚取る
[先攻5ターン目] ボス等使いサイド取り切る

…というような流れでサイドを取られてしまうので非常に厳しいです。
"ツツジ"を打ち込んで相手が"ボスの指令"などを引けなければ勝てるかもしれません。
後攻でどうやって勝つのか気になっていた方には申し訳なく思います…。

キーカード
"連撃ウーラオスVmax"
"イベルタル"
"輝くサーナイト"


対レジギガス

狙っていくサイドプランは、
1-1-1-1-2 です。
主に採用されている、技「テラスパーク」を持った"レジエレキ"はHPが120なので「キョダイレンゲキ」で倒せます。
そして、"レジギガス"は闘弱点なので、最終的には"ボスの指令"で"レジギガス"を呼び出し、「キョダイレンゲキ」でサイド2枚取りをして勝つことを目指します。
「キョダイレンゲキ」を使うターンまでは"大きなお守り"をつけて"レジロック"の攻撃を耐えれるようにした"アルセウスVstar"と"チェレンのきくばり"を使って耐久しながら攻撃回数を稼いでいきましょう。
"頂への雪道"がキツイのでスタジアムはできる限り温存しましながら戦っていくと良いと思います。
個人的にはけっこう勝てると思っています。

キーカード
"連撃ウーラオスVmax"
"大きなお守り"
"ボスの指令"
各種スタジアム


対エレキガノン(ガノンロトム)

狙っていくサイドプランは、
("レジエレキVmax"採用型の場合)2-3-1
("レジエレキVmax"不採用の場合)2-2-2 です。
雷タイプはほとんどが闘弱点なので、「トリニティノヴァ」でエネルギーをつけて「ひゃくれつラッシュ」を使うか、始めから「しっぷうづき」で倒していくのが基本プランです。

こちら側が先攻の場合は、1ターン目にグッズをしっかり使って展開し、"アルセウスV"にエネルギーを貼ります。"連撃ウーラオスV"にエネルギーを貼っても大丈夫ですが、選択肢が広いのは"アルセウスV"にエネルギーを貼ったときなので"アルセウスV"にエネルギーを貼ると良いと思います。
相手が後1「パラライズボルト」を使うには"メロン"を使うことがほとんどで、手札干渉はないと考えて良いと思います。
そのため"ハイパーボール"などを手札に残さないよう気をつけましょう。

こちら側が後攻の場合についてですが、グッズもサポートも使ってしっかり展開・次ターンの準備ができるので、そこまで心配する必要はないかと思います。

"アルセウスVstar"に進化さえできれば「スターバース」からグッズを使わなくともパーツを集めることができるので有利だと思います。

"クラッシュハンマー"が採用されていることが多いので、エネルギーの残数には注意しましょう。

キーカード
"連撃ウーラオスV、Vmax"
"輝くサーナイト"
"水の塔"
"ネズ"


対アルセウスジュラルドン

狙っていくサイドプランは、
2-3-3 です。
こちらは特殊エネルギーをつけて攻撃していくことが多いので不利だと思っています。
一応対処法はありますが、要求がとてつもなく高いので、参考程度に見てください。

先攻後攻関係なく、2ターン目に相手の"アルセウスV"または"アルセウスVstar"を「しっぷうづき」で倒します。

返しの相手のターンでは、"ジュラルドンVmax"でこちらの"連撃ウーラオスVmax"を削ることになるでしょう。
こちら側はもう一度「しっぷうづき」でバトル場の"ジュラルドンVmax"に攻撃します。ここで回復されてしまうと厳しいので必ず"マリィ"を使いましょう。最近の『アルセウスジュラルドン』は"すごいキズぐすり"を2枚採用としていることが増えているので、"マリィ"を使えば回復される可能性は低いという考えています。

回復されなければ基本エネルギーのみの"アルセウスVstar"で倒せるので、基本エネルギーのみの"アルセウスVstar"を作り、倒しにいきます。

先攻1ターン目…アルセウスに手貼り
先攻2ターン目…連撃ウーラオスに手貼り
先攻3ターン目…アルセウスに手貼り
(ウーラオスで攻撃する2回目のターン)
先攻4ターン目…アルセウスに手貼り
と、ギリギリですがエネルギー供給は間に合っています。
後攻の場合は「トリニティチャージ」から入るので問題なし。

2体目の"ジュラルドンVmax"に対しては、1体目を倒した基本エネルギーのみの"アルセウスVstar"で攻撃を受けた後、「トリニティノヴァ」で攻撃します。このターンに、"ツツジ"を使って回復しないで下さいのお祈りです。"ふつうのつりざお"で基本エネルギーと"連撃ウーラオスVmax"を戻し、"連撃ウーラオスV"をベンチに出せると良いと思います。
回復されずにターンが返ってきたら「しっぷうづき」で倒して勝利です。

キーカード
"連撃ウーラオスVmax"
"ツツジ"
"基本闘エネルギー"


対オリジンパルキアVstar

狙っていくサイドプランは、
2-2-1-1 です。
"Vガードエネルギー"と"大きなお守り"、"チェレンのきくばり"で耐久・回復しながら攻撃していきます。
必ず"インテレオン"を挟んでくると思いますが、結局の攻撃回数は変わらないので2-2-2プランは狙わなくて良いと思います。
"シンオウ神殿"がキツイのでスタジアムはできる限り温存、「スターバース」も温存できるととても戦いやすいです。
お互いに一撃で倒すことはできませんが、相手は回復手段が無いのでどちらかといえば有利だと思っています。

キーカード
"大きなお守り"
"Vガードエネルギー"
"ボスの指令"


対キュレムVmax

狙っていくサイドプランは、
3-2-1 です。
"キュレムVmax"に180ダメージ与えた後、"こだわりベルト"つきの「キョダイレンゲキ」で"キュレムVmax"と"ヤレユータン"を倒してサイド4枚取ることを目指します。
しかし、うまくいかないことも多いので"キュレムVmax"を2回の攻撃で倒しつつ、"オリジンパルキアVstar"に攻撃、残りを「キョダイレンゲキ」で回収するのが1番簡単かと思います。
青天井火力はこちらにとって脅威でしかないので、"輝くサーナイト"や"Vガードエネルギー"、"大きなお守り"を組み合わせて耐久しましょう。

〜ダイフロストのダメージ〜
120+50×4=320(お守りアルセウス一撃)
120+50×4+30(こだわりベルト)=350(お守りVガードアルセウス一撃)
120+50+5=370(三点セットアルセウス一撃)

"ヤレユータン"のHPが120なので「キョダイレンゲキ」でサイドを稼ぎやすく、有利に戦える相手だと思います。

キーカード
"輝くサーナイト"
"Vガードエネルギー"
"大きなお守り"
"連撃ウーラオスVmax"


5.各カード解説

(再掲): 3SEy2X-Wm2ruS-p3MyyM

◎アルセウスV
先攻時の最低限の動きは"アルセウスV"を置いてエネルギーを貼ることなので、その要求を少しでも下げれるように4枚採用です。

◎アルセウスVstar
2ターン目に必ず進化したいのでできる限り多めにしたいですが枠の都合もあり3枚採用です。

◎連撃ウーラオスV
闘弱点のポケモンに対して使っていきます。
"水の塔"のおかげでスタートしても悪くないですし、"輝くサーナイト"出したり"大きなお守り"をつけたりすればVのままでも戦えることから1枚ではなく2枚採用としました。

◎連撃ウーラオスVmax
"連撃ウーラオスV"と同じく闘弱点のポケモンや、非ルールポケモンに対して使っていきます。
入れ替える必要はありますが1エネで闘弱点のポケモンを一撃で倒せるのはかなり強力です。
しかし、気絶したらサイド3枚取られてしまう点が個人的に微妙だと思ったので1枚採用としています。

◎ドラピオンV
はっきり言って今1番強いと思っているデッキは『ミュウVmax』だと思っているので2枚採用は妥当であると思っています。
"イベルタル"に加えてこのカードが2枚あればほぼ間違いなく勝てるので2枚採用です。
"ミュウツーV-union"に対しても有効です。

◎イベルタル
対ミュウVmaxの項でも書いたようにこのカードを使うことで相手の"ミュウVmax"を引きずり出すことができ、"ドラピオンV"の運用が圧倒的にしやすくなるので採用しています。
他にも"ルギアVstar"など特殊エネルギー主体のデッキにも有効なことが多いので1枚採用しています。

…メタカードを計3枚も採用する必要があるくらい『ミュウVmax』はマークすべき存在だと考えています。

◎輝くサーナイト
このデッキは"アルセウスVstar"が1発耐えて"チェレンのきくばり"で回復するのがコンセプトなので、輝くポケモン枠はこのポケモン1択かなと思います。
 
◎クロバットV
"クイックボール"と"ハイパーボール"が4枚採用なのでシンプルに使いやすいです。
また、"ネズ"からドローに繋げることもできるので、1枚採用しました。

◎ネオラントV
"ネズ"や"チェレンのきくばり"を使いたいときに使えるように1枚採用しました。
使いどころはけっこうあります。

◎クイックボール
"アルセウスV"の項でも書きましたが、このデッキは1ターン目に"アルセウスV"を必ず置きたいので4枚採用です。
その他にも、"ドラピオンV"や"イベルタル"などピンポイントで使いたいポケモンを持ってくるのにも必要なので減らすことは考えていません。

◎ハイパーボール
1ターン目に"アルセウスV"に触るカードとしての役割もありますし、進化ポケモンに触れる役割もあります。"アルセウスV"を置けたとしても進化できなければ意味がないので4枚採用です。
コストに困ったことはほぼありません。

◎ポケモンいれかえ
◎あなぬけのヒモ
◎ふうせん
「しっぷうづき」を使うのには入れ替えることが必要なので計4枚は必要だと考えています。3種類採用している理由は、「スターバース」で入れ替え札を持ってくるときに、選択肢はできる限り多い方がいいと考えたからです。
"連撃ウーラオスVmax"を積極的に使っていく構築にするなら"あなぬけのヒモ"を増やしたほうがいいかもしれません。

◎こだわりベルト
「しっぷうづき」で"大きなお守り"つきの"アルセウスVstar"や、"メタモンVmax"などのVmaxポケモンを倒すために採用しています。

◎大きなお守り
"輝くサーナイト"の項でも書いたようにこのデッキは1発耐えるのが前提なので、2枚採用です。3枚でもいいとおもいます。

◎ふつうのつりざお
基本エネルギーの枚数がギリギリなので採用しています。相手の"やまびこホーン"ケアにもなります。2枚採用したいところですが枠の都合で1枚に留めています。

◎ともだちてちょう
"ハイパーボール"や"博士の研究"でサポートをトラッシュしてしまうことが多いので、それを山札に戻す役割です。
相手の"ツツジ"ケアで強い山札をつくらなければならないときがあるので、そのためにも採用しています。
頻繁に使うカードではないので1枚採用です。

◎博士の研究
このデッキには絶対にトラッシュしたくないカード(裏工作系の回収ネットなど)が複数枚採用されているわけではないので、最強サポートだと思っています。よって4枚採用。

◎マリィ
序盤の手札干渉はやはり強力なのでもう1枚採用したいですが、後述する"ネズ"に枠を割くためこの枚数に落ち着いています。
また、個人的に5枚ドローをあまり信用していませんし、必要なときは"ネオラントV"で持ってくればいいので2枚採用です。

◎チェレンのきくばり
先ほどから書いているように、1発耐えて回復するのがコンセプトなのでサイド落ちケアで2枚採用です。
"ともだちてちょう"で戻すことも多いです。

◎ネズ
各種エネルギーに触れるのが好感触だったので採用しています。
手札のカードをキープしたままサーチできるのもとても強力だと思っています。

◎ツツジ
最後の"アルセウスVstar"を倒すためのハードルを上げるために採用しています。
しかし、ロスト系のデッキは山札圧縮が早いため刺さりづらく、"ルギアVstar"は手札が無くても攻撃できる(らしい)ので、気休め感はあります。
初動に関係するカードでもないので抜きたいカードではあります。

◎水の塔
「キョダイレンゲキ」を使った後に手札干渉を受けると"連撃ウーラオスVmax"がベンチに下がれないことが多々あったので2枚採用しています。

◎崩れたスタジアム
負け筋となるVポケモンをトラッシュする役割というよりは、『レジギガス』に対するメタカードという認識です。そのため、1枚採用に留めています。
"連撃ウーラオスV"をベンチに置いておくと、相手は"マナフィ"を出すと思うので"パラレルシティ"のような使い方もできます。
正直別のスタジアムでもいいと思います。

…"頂への雪道"や"シンオウ神殿"を割るためにスタジアムは3枚以上欲しいです。

◎ダブルターボエネルギー
「トリニティノヴァ」を使うだけでなく、悪弱点のポケモンに対して"ドラピオンV"につけたり、"連撃ウーラオスVmax"につけたりもします。
"ダブルターボエネルギー"の軽減込みの「キョダイレンゲキ」が100ダメージで、「トリニティノヴァ」の180(200)ダメージと合わせてVstarポケモンを倒せます。

◎Vガードエネルギー
ほとんどの対面で有効にはたらくので2枚採用しています。
できればこの枠に基本エネルギーを採用したいです。

◎連撃エネルギー
「キョダイレンゲキ」を使う用のエネルギーです。必要なときに"ネズ"で持ってくればいいので1枚採用です。

◎基本闘エネルギー
本当にギリギリの枚数です。手札に溜まってしまったときは"マリィ"を使ったり"ネズ"で必要なカードを揃えたりとトラッシュしないようプレイングでカバーしていきます。
もう1、2枚あれば『アルセウスジュラルドン』にも勝ちやすいんだろうな、と思います。


6.不採用カード解説


◎未開の祭壇

山札圧縮があまり得意ではないデッキなので採用する価値は十分あると考えています。

◎エンペルトV

対ロスト系統のときに、あれば勝てるわけではないので不採用です。
地味に"連撃エネルギー"対応なのは評価できるポイントです。


一応、不採用カードを書きましたが、新しく採用したいと思うカードは"未開の祭壇"くらいです。
新しいカードは採用せず、現在採用されているカードの枚数を少しずつ変えれば使用感も変わるので、それでいいと思います。


7.終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
現環境のウーラオスけっこう熱いのではないかと思っているので是非とも使ってみてほしいです!
最近大流行のルギアに勝ちづらいのは微妙な点かもしれませんが、アルセウス特有の安定感は使っていてとても心地よいです。

質問・感想などありましたらDMで対応しようと思いますので、お気軽にご連絡下さい。(gakrow_pen

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

また次回の記事も読んでくださると嬉しいです。


それでは、また。





おまけ 〜noteは書き得〜

今回2回目のnote記事を書くにあたって、感じたことがあったのでおまけとして書こうと思います。

まず1つ目は、「記事を書くことでデッキに対する理解が深まる」ということです。
これは、noteを書いている色々な方が言っていることです。
確かに、頭の中でイメージするだけでも理解できるかもしれませんが、記事にする、相手に伝えることでさらに理解が深まるということを、今回(と前回)noteを書いて実感しました。
ファンデッキでも環境デッキでも1度記事にするのはとても良いことだと思います。
アドバイスや、「これ、いいね!」というような意見・感想がもらえれば、さらにデッキが良くなっていくと思いますよ。

2つ目、これは僕だけかもしれませんが、
自分の自信のあるデッキが増えていくということです。
前回、記事を書き終えたとき、「また書きたい」と思いました。
しかし、自分の手元には自信を持って紹介できるデッキがありませんでした。ですので、シティリーグの結果等を見つつデッキを作り始めました。
記事は身内以外の人も見るものなので、中途半端なデッキは紹介できません。完成度の高いレシピにしようと空いた時間を見つけては繰り返し繰り返しデッキを回しました。そのようにして自信のあるデッキ(=記事にするデッキ)が出来上がっていくわけです。
このサイクルを繰り返していけば良いデッキがたくさんでき、色々なデッキに触れるので実力の向上にも繋がります。


やはり、noteを書くことはとても楽しいです。本当に書き得です。
ぜひ皆さんもnoteを書いてみてはいかがでしょうか?

駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。




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