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企画を進める時に大切にしていること

今回は、私が会社というチームの中で
新しいメニューや企画を進めるときに
意識してやっていることをまとめてみようと思います

大なり小なり、チームで動くことのあるという方の、何か一つでも参考になることがあると幸いです。



例えば、会社で新しいメニューや販促企画を思いついた時。

それは、お客さんが喜ぶことであり
会社にとっても良くなると思って考えて企画をするわけなのですが

すべての企画がスムーズに進むわけではありません。


もちろんみんな店を良くしたいと言う思いはありますが
知らないわからない事は、
その不安から否定されることももちろんあり

今までやったこと無いことに関しては100%成功するという根拠もない為、
もちろんやってみない部分もたくさんあります。

でも、うまくいくとわかっていることだけでなく
正解かどうかわからないことにチャレンジしていくことは
自分達がより成長していく為に避けては通れない道だと考えています。


しかしながら
私の経験上、
何も考えずに思いついたタイミングでそのまま、思いつきで言うと
企画を進める前に、それは無いわ、と企画まで進めるまでもなくポシャる可能性が高いです笑


その経験を踏まえて最近私が企画を進めるときにやっていること、意識していること。




大きく3つあるかなと思います





まず1つ目

いきなり会議でふらない


私の店では月1回販促会議と言うものがあり

大体その会議で
新しい企画こんなんやってみたらどうだろうとか
次のイベントに向けての内容を決めていきます

販売メンバー・製造メンバーのリーダーが集まる会議で
その会議での決定権と言うのは結構社内でのウェイトを占めています

ただその会議で
いきなりそのメンバー全員が初めて聞く企画内容を投げてしまうと
うまく進まないことが多いです


そこをうまく進めるために私がやっている事は
事前に軽アウトプットをして懸念点を聴くと言うことです

これは私の弱みをカバーしてもらう、という所でもあるのですが、

自分の性格上、これはいい!と思ったら結構良い面しか目に入らなくなり
うまくいくイメージばかりが膨らんでしまいがち。
→幸せな奴。笑

その反面、
こういう時はどう対応するの?
とか
こんなうまくいかないパターンも考えられるよね?

といった、主にマイナスな面に、なかなか頭がいかなかったりします

企画を詰める上でのツメの甘さをフォローしてもらう為に、
企画提案をする前に
個人的にざっくりとした自分のアイディアを話してみて
どんなことが心配材料としてありそうか?
それがうまくいかない場合はどういうことが考えられるか?
もしこれをするとなったら不安な点はどこにあるか?

など様々な視点で相談して意見を聞きます。


ちなみに、こういうことに気がつくのに得意な人もいるので
自分がもし、私のような良い所一直線で突っ走るタイプなら、
こういう「でもさ」「それってどうなん」と自分にない視点でツッコんでくれる人をそばに置いとくのはけっこー大事だと思います。



その中で
なるほどな、自分はそこまで考えてられなかったなと言う事がでてきて
そこをカバーした企画内容として詰めていくことで
より実現可能な企画となります

そこで初めて、会議で企画を上げます。

これをするメリットとしては、内容が詰めて考えられる、ということに加えて

ある程度、会議メンバーも事前に内容を聞いているので
初めて聞く話ではなくなり
内容も受け入れやすくなっている。

そんな状態を作り出せます。

「あ〜、この前話してたあの話ね」と言った具合で。


そういう意味では
なるべく会議での発言する権・声の大きい人に軽アウトプットしておく、というのも重要かもしれません。



2つ目は

目的・ゴールを言葉にしておく


これはどんな企画をする上でも
大切にしておくべきポイントだと思うのですが、

なんとなく、ではなく
何のために?とかゴールはどこか?ということを

しっかり言葉にして持っておく

ということがチームを巻き込んで企画を進める上でとても大切だと感じます

「そもそも何のために?」

の質問の答えを明確に言葉にしておくことで、

会議の中で
多様な意見を取り入れながら企画を練る際、
ぶれない判断軸となり
企画の目的・意図が失われずに最終ゴールに向かっていけると思うのです。




最後3つ目は

四方よしを考える


え?三方よしじゃ無いの?ですよね。
欲張りなんですわたし。笑

元々ある「三方よし」とは我が滋賀県、近江商人の言葉と言われています

売り手よし、買い手よし、世間よし


働く自分たちも笑顔になり、
そのサービスを受けるお客さんも喜び、
そして社会にも貢献できる。

すごくすごく大切なことです。

そしてその上で、

農家・生産者さん、そしてその材料を届けてくれる業者さん、配達員さん、、、、
そんな縁の下の力持ちのような立場でたくさんサポートしてくださる方々がいて、
私達の仕事は成り立っています。

そんな、会社に関わる方すべての人がハッピーになる
そんな視点を常に持っていきたいと考えています


自分たちの利益のためだけであったり、
お客様が喜ぶからと言う理由で、
自分たちが無理をしたり
業者さんに無理を言う、そんな仕事であれば
継続は難しく、ハッピーではありません。


自分たちや、一緒に関わりながら仕事をするパートナーの方々が、
笑顔で取り組め、継続可能であること。


そしてそれがお客様の笑顔につながり

地域や社会の貢献になる

そんな状態を作り出すことが
会社においてやっぱりとても大切だなと。

もちろん簡単なことでは無いですが、
私はこの四方よしの精神を大切に会社を創っていきたいです


話は戻りますが、

私はチームで仕事をする上で
この「企画の進め方」はけっこう重要だと思っています。


例えば、私達ぐらいの規模なら

新企画を思いついて、これやろう!と言い出して、
現場に1から10まで指示をして進める事はできます。

でもそれだと、その後の現場での工夫が生まれないのです。

なぜならそのことにその仕事に対して自分事感がないから



その一人一人の自分事感を作り出して
自発的に工夫改善される状態をつくりだす


このことがチームで成し遂げることの強みの1つだと思いますし
そのことによって1人では想像できなかった成果やアイディアがうまれる。


「何事にも代え難い、チームの大きな意味」がそこにあると私は考えています



そして私はそれを大切にして
自分自身も、そしてチームも常に成長向上していく、そしてその過程を楽しんでいきたい。

そんな会社を目指します





早く行きたければ1人で行け

遠くに行きたければみんなで行け


アフリカのことわざだったかな
好きな言葉です。


長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

わくわく笑顔で過ごしたい、パティシエガーコでした😊ではでは✋

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