注文の多い料理店

研究授業に向けて単元を進めています。今日は、4枚目の戸の読み。お腹がすいた若い2人の紳士に山猫は西洋料理にするためにたくさんの注文をする。戸の言葉を二人の紳士はどう読んで、山猫の注文の真意はどうなのか。

4枚目まで二人の紳士の疑い度は増している。でもまだ気がつかない。この店にはよほど偉い人がきている。金庫まで用意してくれて、帰りはここで勘定をするんだな。今まで通り都合の良い解釈をしていく紳士たち。

前に泥を落としたのに結局、靴ぬがすんかーい。そんな意見が出たら、一人の子が、

以前は戸の言葉は表にしかなくて、裏は少しずつ改良してつけられたんじゃない?

ってことは、西洋料理にして食べられそうになるのは、この紳士がはじめてではないってこと?

どこからそんなことが考えられる?

くどい注文してるし、山猫の子分が、親分は骨も分けてくれないって言ってる。性格的に判断してるかもしれないけど、経験があるから言ってるのかもしれない。って。

考えたことなかったな。一人ひとりの考えが交流できるのっておもしろいなーって考えさせられる時間でした。


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