学校以外の教育

小5でいじめによる不登校になった娘のために、沖縄への移住を決意。新天地でも凹凸ありなが…

学校以外の教育

小5でいじめによる不登校になった娘のために、沖縄への移住を決意。新天地でも凹凸ありながら、行きたい学校を求めてインターナショナルスクールへ。娘が落ち着いた今は、不登校キッズと家族をサポートするために、フリースクールを作るべく奔走中。オンライン授業も含め、学校以外の教育を考えます。

最近の記事

コロナによる休校について物申してみる

長かった休校もそろそろ終わり、 学校へ通い出した子供達も多いですね。 それ自体は大変喜ばしいことだと思っています。 うちの娘も昨日から通学が再開しました。 本当に嬉しそうにしていて、 朝も私が起こさずとも早く起きて いそいそと準備をしています。 娘の学校は、休校が決まった翌日から オンラインスクールを始めてくださり、 それは本当に親としてありがたいことでした。 でも、娘にとってはオンラインの授業は どんどんしんどくなっていったようです。 対面の授業の場

    • 自閉症スペクトラムの青年の青春物語にハマるstay home な日々

      今日はちょっと軽めのお話。 ゴールデンウィークも終わり、 世間が緩んで来ているような人出を横目に、 出来るだけ家で過ごすことを続けています。 おかげで、フリースクールの計画も進まず なかなかもどかしい所もありますが、 その分、オンラインスクールの運営に 力を注ぎつつ、今できることを まっすぐやるしかないと思っています。 そんなゴールデンウィーク中は、 いつもよりNexflix比率も高い日々でした。 私がハマったドラマは アメリカのネットフリックスオリジ

      • オンライン授業に集中できない子の対策

        地域の学校に自治体から休校要請が出て、 うちの娘も4月の上旬からオンライン授業で 学ぶことになりました。 自分の部屋で学校のような勉強をするのは 楽しみでもあり、 クラスメイトと画面上でも会えるのにも 喜んでいたうちの娘。 しかし、彼女のADHDらしさが そうそう順調には進ませてくれませんでした。 校長先生からの連絡ある日のこと、オンライン授業に必要な 教材を学校まで取りに来て欲しいと 保護者に連絡がありました。 私が学校へ行くと校長先生自らが登場。

        • 不登校になった娘の信頼を取り戻す努力

          うちの娘(ADHDガール、現在中学生)が 小学校時代にいじめに遭い、不登校になった時、 私の対応が色々と間違っていたことを書きました。 今日はその続きです。 私が思っていた以上に娘は傷つき、 孤独を抱えていました。 そんな中でも微かな希望は、 間違いだらけの対応をした私のことを まだ信じようとしてくれていたこと、 彼女の心の内を話そうとしてくれたこと。 この希望の光を絶やしてなるものかと 私なりに奮闘したことを書いていこうと思います。 あなたの味方なん

        コロナによる休校について物申してみる

          娘にいじめたことを謝ってくれたあの子に伝えたいこと

          先日、地元の小学生に「お前、金髪だな。それ髪染めてるだろ」と言われて、プンプン怒って帰ってきたうちの娘。 まぁ、娘は金髪というよりは茶髪くらいの色なんですが、それは天然色。前にも同じ子に同じことを言われて「染めてない。これは私の髪の元々の色だから、そういうことは言わないで」と答えたのですが、どうやら相手はどんどん娘に突っかかってきたい様子。 そういう相手は華麗にスルーするに限ると私は思ってしまうのですが、娘はこの手の人種差別を何度も受けているので、かなりトラウマになってい

          娘にいじめたことを謝ってくれたあの子に伝えたいこと

          オカンパワーがこれからの世界には必要

          私が子供の頃、うちの母は時々こんなことを言いました。 「気をつけないと風邪ひくよ」。 そして、子供の私が当然気をつけることもなく、 私は予告通り風邪をひきました。 何で分かるの?魔女か? 本気で不思議に思っていました。 そして、娘が生まれてから私は娘に同じことを 言うようになりました。 娘は「なんでママ分かるの?こわ」と言います。 分かるんですよね、なぜか。 子供の体調、近頃の気温、睡眠時間などなど、 日頃から何となく気をつけていれば あ、これは風邪引

          オカンパワーがこれからの世界には必要

          ADHD&不登校の娘に対する懺悔

          私は学校に当たり前のように通っていた子供でした。 自分で言うのもなんですが、勉強もそこそこできたし、 体育はあまり得意じゃなかったけど、 困らない程度に頑張っていました。 長距離走が比較的得意だったので マラソン大会だけは上位に食い込んでおこうとか、 それなりにあざとく考えて、 内申点もそこそこもらえるようなことを 考えていました。 要するに、要領よくやってたわけです。 そんな私は、娘がいじめ、不登校、ADHDの診断 という経験をしていく中で、 たくさ

          ADHD&不登校の娘に対する懺悔

          ADHDの娘と取り組んだ対策(小学校低学年まで編)

          現在中学1年生のうちの娘は、 5歳の時にADHDかも?と クリニックに連れて行ったのを皮切りに 6年かけて、ようやく診断がつきました。 経緯はこちら 確定診断がついたのは小学6年生の時でしたが、 この子はADHDの可能性があるという 親目線からの判断のもと、 家庭でできる範囲での対策を考えていました。 女の子のADHDに多いそうですが、 多動性は「よく喋る」(というかノンストップ?)と いう形で現れる事が多く、うちの娘も 活発ではありますが、 ものす

          ADHDの娘と取り組んだ対策(小学校低学年まで編)

          zoomオンライン授業を受けた子供の感想

          せっかくの新学期が始まっても、 お家の中で退屈している子供たちがたくさん。 幸いなことに、うちの娘の通う アメリカンスクールでは、早々に オンライン授業で対応してくれることが決まりました。 学校以外の教育というテーマで書いているnote なので、 オンライン授業を受けている中1の娘から聞いた 率直な感想や、子供たちが使うからこその 問題点などを残して行こうと思います。 実はフリースクールを作ること以外にも オンラインでの学びの場を作ることも 私にとっての

          zoomオンライン授業を受けた子供の感想

          発達障害が不登校の原因になる社会を変えたい

          個性的な子供達は面白い娘のかつての同級生ボーイのお母さんが 「息子が中学受験に合格して、 4月から希望の中学に通えるようになりました」 と嬉しい報告をしてくれました。 彼はものすごく頭の良い子で、読書家。 そしてとてもフレンドリーで 私にもいつもニコニコ話しかけてくれていました。 小学校3年生ごろには、分厚い 「ハリーポッターシリーズ」をサクサク読み、 高学年になる頃には私に 「最近読んだ面白い本ってある?」と質問したり、 逆に私が「最近読んだのはどんな

          発達障害が不登校の原因になる社会を変えたい

          日本にいる外国籍の子どもたちの現実

          前回の投稿 で、沖縄移住までの経緯を大まかに書きました。 ここからはその後について書いていこうと思います。 同じであることは日本全国共通の意識なのか沖縄に移住して、すぐにうちの娘は地元の公立小学校に通い始めました。 前の学校と比べると外国籍の子どもや、 うちの娘と同様に多文化ミックスの子どももいて、 一見居心地良さそうでした。 しかし、大多数の子どもは沖縄生まれ、沖縄育ちで、 飛行機に乗ったこともないという子もたくさんいます。 彼らにとっては、日本語英語両方を

          日本にいる外国籍の子どもたちの現実

          いじめによる不登校が家族に与える影響

          「学校以外の教育」という名前で書き始めたからには、 ここまでの経緯を書いていかなければなりません。 (これから書くことは、あくまでも私たち家族からの視点です) いよいよ来たなと身構えた日 私は日本人。夫はアメリカ人。娘はいわゆるハーフです。 関西の、比較的教育レベルの高い住宅地の一軒家で暮らしていました。 地元の公立小学校に娘が入学した頃から、「ガイジン?」とか 「なにじん?」とか言われることが増えてきました。 娘は基本的にタフな性格なので 「私は私!」と答

          いじめによる不登校が家族に与える影響