教室だより 2021年3月号

今年度もあと1か月程、いろいろ制御の多い1年でした。
早く落ち着て生活できるようになりたいものです。

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すべての子どもに「思考力」「判断力」「表現力」を
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4月からは中学でも新指導要領が実施されます。小学校では2020年度に新指導要領が全面実施され、また大学入試センター試験も今年から大学入試共通テストに変更になりました。
この一連の改革の目標は、情報化社会の到来や科学技術の発達、国際化社会など、変化が激しい予測困難な時代に対応できる人材教育のためと言えます。
今回のコロナ禍でもまた社会が大きく変わってきています。今までの常識や価値観が塗り替えられる時代に、臨機応変に対応できる力が求められています。
これからの時代、過去の経験や常識だけでは通用しないとなると、自分自身で考え行動する力が求められます。
「思考力」「判断力」が大切と最近は特に言われます。「思考」は頭の中で考えますが、頭の中で言葉を駆使して「ああでもない、こうでもない」「ああしてみよう、それともこうかな」と思いを巡らせます。その時必要な語彙力が思考に影響してくるのです。思考力と語彙力は比例します。豊かな言葉を使えると考えの幅も広がります。
今年の大学入学共通テストでは今までと同じマークシート方式でしたが、選択肢は、書かれていることの細かな違いをつかみ取る力が今まで以上に必要とされたそうです。
学研教材では幼児期からたくさんの言葉に触れ、たくさん文章を読み、たくさんの問題を解いていくことで、思考力、判断力を伸ばしていきます。
それに加えてご家庭では、たくさん話をし、子ども自身が自分の気持ちや意見を素直に言える環境を作ってあげて下さい。思いをそのまま言葉にできる力を育んでいきましょう。

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