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ダーツがやめたくなった時の対処法……

さて、今回は自身の体験談を交えてお話をしていきたいと思います。

なかなかダーツが上達しない。

どれだけ練習しても上手くならない。

自分には才能がないのではないのか?

そもそも向いていないのではないのか?

投げていても理想と違って全然面白くない。

などなど、理由は多岐に渡ると思います。

私もイップスになった時はもちろん、なかなか上達しない自分に対しての苛立ちのぶつけどころがわからずに、苦悩したものです。

それでも、現在ダーツを投げています。

悔しさをバネにしたパターンだと言えるでしょう。

もし仮に、ダーツをやめたくなったら、もしくはやめたいと思うようになっている自分がいるとしたら……。


まず一旦、ダーツをやめてみてください。


なんてことを言うんだ!

とお思いの方も多いかと思いますが、それでやめてみて、やめられたのであれば、本当は好きじゃなかったという何よりの証拠になります。

今までダーツに充てていた時間を、有意義に過ごすことができるでしょう。

しかし、もし仮に、やめてみて、また投げたくなったら……。


それは、あなたが本当にダーツをしたいと思っている何よりの証拠です。


そして、試せるありとあらゆることを試して、なんとしてでも上手くなろうとするはずです。

そこで得たものは、下手をすれば一生ものの宝になるでしょう。

今回の記事は、別に楽しければレーティングなんて関係ないという方は対象外の内容になっています。

Aフラまでどうしてもいきたい、あわよくば、AA、プロ試験に合格したいなど、目標が高ければ高いほど、上手くいかない時、悩みの種は大きくなります。

なので、一度ダーツから離れてみて、ダーツのことを考えない期間を設けることが重要なのです。

それでも、頭の片隅にはダーツがあり、気がつくと素振りをしている、新しいダーツ用品を探している自分がいたら、迷わずにダーツをとことん投げましょう。

しかし、下手の横好きではありませんが、それから脱したいと思っている方が大半でしょう。

ちょっと敷居の高いダーツバーに行きたい。

大会に出てみたい。

周りから教えてほしいと言われたい。

などなど、やはり投げるからには理想像というものが存在するはずです。

なので、一旦その理想像のことは忘れて、改めてダーツと向き合うことが大事だと考えています。

今までしてこなかったことを試すだけで、劇的な変化が生まれる場合があります。

私の話で恐縮ですが、イップス以降、まともに投げられずに、それでも悔しくて満喫に八時間パックで入ったり、自分の店で永遠に投げ続けたり、とにかく人のいない時間帯を狙って、永遠と試行錯誤を重ねました。

しかし、ある時気づいたのです。

自分だけでは限界があると……。

フォーム動画を撮ったり、ネットであれこれ調べても、なかなか自分に適した情報は手に入りませんでした。

そこで、意を決して同じ系列の店舗に所属している某ダーツプロに教えを乞うことにしたのです。

最初は勇気が要りました。

自分なんて、相手にもされないレベルだろうという思いでいっぱいでした。

しかし、そのプロは気さくに私にアドバイスをくれました。

そこで得たアドバイスを忠実に守ることにより、だんだんとダーツの楽しさがわかってきたというか、戻ってきました。

なので、プロに教われという意味ではなく、今までやってこなかったことを何か一つやることで、変化というものは生まれると思います。

従来通りに、ただ投げ込むだけでは、ただダーツを投げ続けている人……で終わりです。

それで成長する人は、このような記事も見ていないことでしょう。

どれだけ投げても、何をしても上手くいかない場合でも、まだ試していないことは必ずあるはずです。

例えばですが、まだトルピードしか使ったことがなければ、ストレートを試してみるだとか、スタンスを思い切って変えてみるとか、何かしらの変化が、良い影響をもたらすと私は考えています。

ただ、必ずしも言われたこと、試したことが正解とは限らないので、自分なりに噛み砕いて、解釈する力も求められると思います。

ただ、同じ動作を三回繰り返すだけのスポーツがなぜこんなにも難しいのか?

下手をしたら素人の方がブルに入っているのではないか?

いろいろ思うところはあると思います。

現に私もそうでした。

なので、私の場合はプロに教わり、更に人のいない時間ではなく、敢えて人の多い時間に投げるように心がけました。

教わってそれを吸収すると同時に、人前で投げるという行為に慣れる為です。

いわゆる、メンタル強化というやつですね。

そして私が心に常に留めているのは、『私はプロではなく、ただの下手くそなんだ』と……。

下手な自分を認めたのです。

それにより、教わるという行為だったり、人前で投げる行為に抵抗がなくなりました。

そして、何かを掴めるまで、プロに教わり続けるつもりですし、自分なりにフォーム改善にも取り組んでいます。

そうしている毎日は、どこか充実しているようにも感じます。

そうしていくことにより、結果が形としてついてくると信じて、今日も私はダーツを投げ続けようと思っています。

今回はこんな感じで終わります。

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