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フォーム変更時の注意点……
最近、ダーツのアパレルブランドでお馴染みのシェイドにすっかりとハマっています。
なかなかオシャレなデザインも多いですし、サイズ展開も豊富なのでお勧めです。
さて、本題ですが、前回の記事の続き的な内容になります。
レベルを更に上げる為に、フォーム変更がどうしても必要な方に向けた内容となっております。
一番理想なのは、フォームを変えないことですが、やはり自分の中には理想のフォームが存在し、それに近づけたいと思うことは普通のことです。
テイクバックを浅くしたい、深くしたい、リリースを前にしたい、後ろにしたい、グリップを4から3に変えたいなどなど、それぞれ理由があると思います。
例えば、4フィンガーだとどうしても指が引っかかることが多いから3に変更したいだったり、スタンスで足が疲れるから別のスタンスを試したいなどなど多岐に渡る要因により、フォーム改善が必要な場合があります。
そこで、注意点をまとめましたので、ご紹介させていただきます。
①変える箇所は一箇所ずつ。
②変える場合は一ヶ月は試す。
③ダメだと思ったら数回しか試さない。
④そのフォームでクリケットナンバーがちゃんとに狙えるか。
この四つの項目について詳しくお話ししていきましょう。
まず一つ目の変える箇所は一箇所ずつ……ですが、理想のフォームに近づける為には、複数箇所の改善が必要な場合があると思います。
ですが、それをまとめて全部変えてしまうと、今まで連動していたはずの経験値がゼロになります。
つまり、最初から全部やり直し……という状態に陥ります。
最悪の場合、全てが連動せずにイップスや不調の原因になり兼ねません。
なので、例えば、テイクバックを今よりも浅くしたい……という場合は、それだけに注力してフォームを変えていくべきだと私は考えています。
そして、それがいいと思ったら、もしくは、今までと大して変わらないと思ったら、最低一ヶ月は試す。
そうすると、自ずと結果が見えてきます。
いいと思った場合は、もちろん良い結果が待っていると思います。
あまり変わらないと思って投げていた場合、今までと大差のない結果が待っています。しかし、不調や故障には繋がらないと思うので、テイクバックが小さくできて良かった……と思えばいいでしょう。
しかし問題は、変更してからすぐにこれダメかも……と思った瞬間です。
身体が拒絶していたり、狙った箇所に投げられないなどの弊害が生まれた場合は、数回程度、もしくは1ゲーム程度で今すぐにそのフォームをやめてください。
それを一ヶ月続けて好調になる確率は極めて低いものとなります。
ダメなものが良くなることは非常に稀なことです。
無理矢理続けると、それこそ、イップスや不調に繋がります。
やはり人それぞれ本能的に適したフォームがあるのです。
なので、時には諦めも必要かと思います。
その場合は、自分の長所を伸ばしてあげるといいかもしれません。
といっても、その長所すら見つけるのが難しい場合がありますが、必ず、どこかの動作の中で、割と正確な部分が一箇所は存在するはずです。
なので、そこに注力してみてはいかがでしょうか?
そしてここからが重要な話になります。
フォーム改善あるあるなのですが、凄い入る……という場合があるかと思います。
先ほどのテイクバックを短くした例で、浅くした瞬間に、ブル率が上がった、グルーピングが上がったなんていうのもざらにある話です。
それ自体はとてもいいことなのですが、忘れてはいけません。
ダーツとは、ブルだけを狙うスポーツではありません。
その新しいフォームで20トリが狙えますか?
というのが、今回一番伝えたかった内容になります。
ブルはいいけれど、20トリ、他のクリケットナンバーがあまり入らないという場合があるとします。
その場合は、二つ原因が考えられます。
一つは、単にそのフォームで上下左右に投げ分けができていない。単に練習不足の場合と、そのフォームでは、投げ分けそのものができない無理をしたフォームという可能性も考えられます。
前者は一ヶ月続けて練習すれば改善されると思うのですが、後者だった場合、いつまで経ってもクリケットでレーティングを底上げすることは難しいでしょう。
なので、一つの判断材料として、新しいフォームを試す場合は、同じフォームで20も狙えるか……というのを一つの指標にするのもいいかもしれません。
20トリはとても大事なナンバーです。
クリケはもちろん、プロ試験、セパブル、ハードなどなど、用途はたくさんありますよね?
なので、20トリが狙えるフォーム……それが一番適したフォームだと個人的には考えています。
では次回は、その20トリを含めたクリケットナンバーの狙い方についてのご説明をしたいと思います。
今回は、こんな感じで終わります。
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