素振りの重要性について……

さて、本日連続での更新になるわけですが、皆様素振りってしてますか？

今回はイップスも絡めたやや重要なお話になっています。

素振りは上手くできるのに、いざボードの前に立つと素振り通りに投げられない！

という方は割と多いのではないかと思います。

どれだけ素振りをしても、その通りに投げられない。

しかし、一つだけ素振りの通りに投げられる方法があります。

ですがあまり良しとされる方法ではありませんので、本当にイップスで悩んでいる方や、素振りの通りに綺麗に投げたいという方に向けた内容になっております。

早速ですが、その素振りの通りに投げる方法とは……？

それは、ダーツボードの前に立っていつも通りにスタンスを取って、ダーツを持たずに素振りをする……というものです。

例えば鏡を見ながらでしたり、ただ漠然と素振りをする行為自体はあまり意味がないと私は考えています。

理由は一つです。

スタンスと完全にリンクして素振りができている方は少数だと私は考えています。

スタンスがあって、その上で素振りをしなければ、本当の素振りとは言えません。

ただ腕を振っているだけ。

もちろん、その方法でしっかりとダーツを投げられるようになるかと問われたら、そんなことはないと思います。

本来、確か規定か何かでダーツボードの前に立って素振りをすることは禁止されていたような気もしますが、その素振り通りに投げる為には、まず最初にスタンスを取り、ダーツボードに向かって素振りをしてみましょう。

別にプロの試合というわけではないので、何も問題はありません。

そこで、しっかりと素振りのイメージを頭に植え付けて、それからダーツを持って投げる。

そうすると、不思議なことに気持ち良くダーツが飛んで行くと思います。

で、投げていくといつの間にかいつも通りの癖が再発すると思うので、そうなって違和感を感じたら都度ダーツを持たずに素振りをしてみる。

それを繰り返す内に、マッスルメモリーの習得が可能となるはずです。

マッスルメモリーとは、筋肉の記憶というそのままの意味です。

そうして投げていく内に、毎回素振りの通りに投げれるように筋肉が記憶するのです。

この方法はイップスの対処方法以外に、毎回アップが苦手、最初の一投目が苦手だという方にも有効的だと思います。

それが、本当の意味でのダーツにおける素振りなのです。

野球でも、ゴルフでも、大体の方が素振りをする際にバットやクラブ、傘を代わりにしたりしていますよね？

ダーツにおける素振りというのは、漠然と腕を振るだけではなく、しっかりとスタンスを取って、ダーツボードに向かって素振りをするということがとても重要になってくるのです。

スタンスが一つの道具と考えて良いでしょう。

素振り通りに投げられた瞬間、あなたの理想のフォームが完成すると思います。

是非、お試しください。