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クリケットナンバーの狙い方……

ブルはいいけれど、クリケが苦手……という方は割と多いのではないでしょうか?

今回は、クリケットナンバーについて触れていきたいと思います。

さて、クリケットって重要ですよね。

メドレーには必ず入っていますし、レーティングにも大きく関わります。

なので、クリケットさえ攻略できればもうAフラは近いと考えていいでしょう。

ところが、その攻略が難しいので、皆足止めを食らっているのだと思います。

ご存知の方もいるかと思われますが、クリケットナンバーには二つの狙い方があります。


一つは、腰で狙う……。


という方法です。

具体的には、例えば20トリを狙うとします。

最初の頃はまだ距離感覚が掴めていないと思うので、まずいつも通りブルを狙って構えましょう。

そして、上半身は一切動かさず、そのまま20トリに向けて腰を立てるようにしましょう。

逆に19トリなどの場合は、腰を下に向けるようにしましょう。

あくまでも、上半身はブルを狙うフォームのまま……。これが結構大事なポイントになっています。

慣れてくると、いちいちブルから合わせなくても、身体が勝手にそのナンバーに向くようになります。

一番やってはいけないこととして挙げられるのが、20トリだから距離が遠い。遠いからいつも以上に肘を上げる……でしたり、遠くに飛ばすイメージを持ってしまうことです。

そうすると、いつも通りのフォームで投げることはできずに、ブルよりも狭いトリプルを狙うことは困難になります。

あくまでも、フォームはいつも通り。

それを心がけてみてください。

それともう一つの方法ですが、


目で狙う……。


という方法になります。

腰で上手く合わせられない場合に用いる方法なのですが、これはそのままの意味です。

20トリを狙うのであれば、20トリを見ながらスタンスを作り、セットアップして投げるという方法です。

人間見ている方向に自然と手が伸びていくので、目線をターゲットに向けるだけで自然と前途した腰も動くので、腰のことは考えなくても勝手にフォームが構築されます。

と、ここまで二点の方法を紹介しましたが、どちらか一つの方法を習得してトリプル率が上がったとします。

しかし、それだけでは、クリケットでAフラ以上を目指すのが難しい場合があります。

クリケットは、キャッチで入ることも多いのですが、カットなどの際にダブルを狙ったり、絶対にトリプルに入れないといけない局面が多く訪れると思います。

その際に意識する点はたったの一つです。


三投とも、同じように投げる……。


たったのそれだけ?

そんなことはわかってるよ。

と思う方も多いと思います。

しかし、意外と多いのが、クリケットの場合だけ、極端に三投とも修正をしながら投げている方が多いのです。

例えば20トリを狙った場合に、5のトリプルに入ったとしましょう。

そうすると、知らぬ内にダーツが左に飛んだから今度は右に投げようと無意識的にそうしてしまうのです。

そうすると、1に入ってしまったり、最悪、18に入ったりなどの弊害が起こります。

なので、よっぽと極端に失投した場合を除いて、クリケットもブルと同じように三回とも同じように投げるんだ!という意識を持つと、トリプル率が自ずと上がるはずです。

よく言うのが、ブルさえ狙えていれば、クリケットナンバーも狙えるなどという話を聞きますが、確かにその通りでもあり、そうでないと私は解釈しています。

腰、または目で合わせつつ、三投ともブルと同じように投げる意識が必要であり、ブル練ばかりだと、結局ブルだけが強くなります。

なので、練習メニューにもっとたくさんクリケットを混ぜるべきだと思いますし、得意ナンバー、苦手ナンバーを把握することで課題も生まれ、更に戦略に活かすこともできます。

なので、皆様も、今一度クリケットの重要性についてを考えてみてはいかがでしょうか?

先行だったとしても、20トリをオープンできなければ、後攻に早変わりしてしまうので、例えば1501を20トリだけで削るなど、いろいろ練習の仕方はありますが、とにかく、投げ分けができるようになると、また違った形で成果が現れることでしょう。

今回は、こんな感じで以上になります。

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