MIKUEC Virtualのセトリのお話

VLL副代表、MIKUECセトリ演出担当のがきたそです。

お酒が入ったのでその勢いで今回のMIKUEC Virtualのセトリについてあれこれしゃべりたくなったので、作るときに何を考えてたかとか書いています。シラフになって恥ずかしくなったら消します。
Twitterだと文字数がきついからってだけでnote使ってます。
さっき登録したばっかの初心者です。

まず最初に言っておきたいのが、副代表だってだけで自分は大したことやってません、、ただミクの曲とライブが好きってだけでセトリとか演出考えたり、あとはモーションをちょっといじくったりしてるだけです。あのえもえも会場とかソフトウェアの開発には指一本触れてないので裏を返せばセトリくらいしか語れることがないっていう。。。

まあそんなのが考えたセトリについてオタク語りをしていきます。

いろいろサーバーの問題とかでここまで伸びちゃいましたが、ここだけの話実はこのライブ、4月中旬～5月上旬くらいの開催を目指して開発しておりました。
（だから春なのか微妙な時期なのに2021 Spring とかっていうサブタイトルがついてる）
（あとサーバー作ってくれた神技術者に頭が上がらない）
そのため、セトリは一応「春」に寄せよっかなってことになりました。

そこで「春」といえば、、、と連想したところ、「入学」とか「新生活」っていうのが思い浮かんだんでそこからちょっと広げて「新しいことを頑張る人」にエールを送るようなセトリにしようと思い、このようなセトリに決まりました。

ここから具体的に一曲一曲に触れながら語りたいと思います。

1.ブリキノダンス

一発目からドーンっと盛り上がる曲で盛り上げにかかりました。

この曲はMIKUEC2020でもやった曲なのですが、公式ライブであんまりやらないファンメイドならではってこと、みんなが知ってて盛り上がる曲ってことでぴったりやんってなってこの曲が初手にきました。
だいぶ最初でインパクト残せたんじゃないかな～って個人的に満足しています。

照明とか映像に頑張ってもらってピカピカキラキラ、オンライン空間の良さを生かした演出になってたかなって思います。

2.乙女解剖

ここもみんなが知ってる曲がいいかなってことでこの曲。

こっちはブリキノダンスとは対照的に「魅せる」選曲です。
これはこれでミクさんに注目してもらって、バーチャル空間ならではでの「近い」ところからミクさんを見てもらう、っていうことができたのではないかと思ってます。

黒いドレスを身にまとった赤髪のミクさんが華麗なダンスを披露してくれました。ダンスと衣装の統一感が個人的に超お気に入りです。

3.ネクストネスト

この辺からライブの本題に入っていきます。

この曲でいいたいことって、ざっくりいうと「日々の喧騒の中で自分の居場所を見つけたい」っていうことなんじゃないかな～なんて思ってます。「新しいこと」を始めるときって、こんな感じのことが動機になることが多いですよね。春になって「新しいこと」を始めた人には共感してもらえるんじゃないかなと。

曲の雰囲気自体もバーチャルにあってるし、『スタンス+算数 それでディスタンス』とかなんかこのご時世っぽいじゃないですか（）
そんな感じでこの曲が3曲目に来ました。

4.ワーワーワールド

『見つけようセカイを 君である証を』
もう歌いだしからこの曲でいいたいことのすべてを言ってくれてます。

ネクストネストで挙げられた「居場所を見つけたい」っていう願望を後押しするような内容の歌詞で、ミクリンのフレッシュな踊りや映像などからも元気をもらえるような演出になってます。

いやもうこの曲がライブで伝えたいことにぴったりだし曲の感じもぴったりだしでこの曲をベースにセトリを考えたといっても過言ではないです（）

5.ナナイロ

5曲目はMIKUEC2020のテーマソングのナナイロでした。

この曲って「一歩踏み出した」先の世界の話をしてるんですよね。
「新しいこと」を始めるとこういう景色が見えるよっていうのをミクさんが見せてくれる、、そんな歌だと思ってます。

『わたしのさ 証明』

とかっていう歌詞がしれっとネクストネストで言ったような「居場所」につながってきて私はここで毎回鳥肌が立ちます。

自分の「居場所」を見つけたミクさんが七色の照明に照らされて踊る姿、、もう感無量ですね。

6.METEOR

この曲、ここまで言ってきたことを総括するような歌詞なんですよ。。

『きらりと輝く言葉 僕は探し続けた
　色褪せる時間にさえ 気づかないでいた』

「新しいこと」を始める前の話ですね。色あせる時間（ただ漠然と過ぎていく時間）に気づかずになんとなく目標とか探している状態。

『つかんだヒカリ 解き放つオト
　魔法をかけてよ METEOR』

ここで『ヒカリ』をつかむことで一気に前向きになり、そのままサビに突入！！

『この空をあの星を 奇跡さえ超えて君の元へ
繋げるよその夢を 最後まで離さないで
この歌をこの声を ずっと忘れないでいてね
届けたい 終わりのない空を翔ける星のメロディ』

この辺で「ナナイロ」のミクさんと重なるわけです。「私の証明」を見つけたミクさん。

『巡り会うこの場所で 君と二人の夜空を見る
駆け出して それだけできっと夢は叶うから』

この辺とかもう。。。ミクさんが後押ししてくれてる感じですね。
このあたりで「ナナイロ」のミクさんと「自分」の思い描いていた将来が重なって気分が前向きになってきますね。

という感じでナナイロ→METEORの流れに関しては延々と語れちゃうのですが、実はMIKUEC2020もこの曲順でした。単純にお気に入りだったのと、今回のテーマにめちゃくちゃ合うなって思ったので今回も取り入れた感じです。

7.1/6 -out of the gravity-

この曲の前のMCでなんか今回のライブの主題っぽいことをちょっとミクさんが口走っちゃったんですけど（あんまりそういうこと言わないでって言ったのに！！）、「未来へ進んでいく不安が軽くなりますように」っていう願いを込めて、ラストはこの曲にしました。

重力が1/6になる演出はさることながら、主題のことを考えてもこの曲はラストに相応しかったんじゃないかなって思ってます。

『今日は君の手を救い上げる権利をもらうよ』

だってさ。ここまでこんなライブを見せてくれたミクさんに言われちゃあね。

こんなかんじで、またMIKUECのミクさんに会いに来てね！っていう意味も込めてのこの曲です。エモいですよね。。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
ちょっとオタク語りが過ぎた気がしますが、こんなことを考えながらMIKUEC Virtualのセトリを組んでました。

「創作」という一歩を「踏み出した」、電気通信大学バーチャルライブ研究会の部員全員からのエールを受け取って頂けたなら副部長、セトリ演出担当としてこれ以上嬉しいことはありません。

最後になりますが、MIKUEC Virtualを見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました！！

MIKUEC2021も乞うご期待！

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