よく聞く曲、アーティストについて　ポルトガル・ザ・マン編

今日は、音楽の話。ここ数年よく聞くようになったポルトガル・ザ・マンというバンドについて紹介します。

♪Portugal. The Man - Purple Yellow Red & Blue [Official Music Video]

　ポルトガル・ザ・マンの曲で一番はじめに聴いた曲です。
　最初はバンドかソロかポップかロックかよく分からなかったですが、やけに魅力的な曲だなと感じました。
　歌詞は「エクスタシーに生きたいだけ」「悪になりたい」といったフレーズが印象的。
　ダンサブルだけど、アゲアゲまでは行かないクールな曲調、ハマりました。　

♪Portugal. The Man - Live In The Moment [Official Music Video] https://youtu.be/Hha0bwVvGmY?si=5xdgDWboZQkc_z9S

　Purple Yellow Red & Blueに次いで印象に残った曲。
　「神が知っているのは、俺達が歴史に学ばないということ」
　そんなメッセージがとても説得的だと感じます。
　メンバーがクールな表情なのに、やってることがバカっぽいミュージックビデオも痛快です。

♪Portugal. The Man - Modern Jesus [Official Music Video]

　ニーチェの「神は死んだ」じゃないけど、「神なき時代」みたいなことを言いたくなる曲。
　ループ系のリズムに乗せて気だるさのある曲調。
　ミュージックビデオでは「自由の国」という建前の向こうのリアルなアメリカを感じられます。

♪Portugal. The Man - Grim Generation (Official Music Video)

　意訳すると「ひでー時代」「つらい世代」といったところか。
　歌詞では「ドリームキラー」「闇」「おもちゃの兵隊」と言ったフレーズが印象的。
　絶望してるのに曲調はポップ。
　思わず「こんな時代を生きてきたな」と感慨に浸りたくなる。そして「戻ってきた」って部分も、なんかそんな気になります。
　時代性を捉えた表現だと感じます。

♪Portugal. The Man - Anxiety:Clarity (feat. Paul Williams) [Official Music Video]

　アルバム『Chris Black Changed My Life』のラスト曲。
　同アルバムで繰り返される
「Heavy games, ah　
You can’t take this back
Because the present has a past
Now you’re stuck here forever」というフレーズが締めくくり的に繰り返される。
　私達は永遠に閉じ込められている。何に？
　それは絶望なのか、希望なのか。
　そんな問いかけのように感じる。　

番外編
🎥Portugal. The Man - Chris Black Changed My Life

　このバンドにとって重要な人物であり、アルバム『Chris Black Changed My Life』のタイトルにもなっている人物の紹介動画。　　
　短いが、彼らのことがよく分かる動画だと思います。
　英語分からない方は字幕オンで。