知らない事はアナタの人生を豊かにする可能性が高い。
ごきげんよう心の友よ。気に入った机のイラストがなかったので手書きした俺をほめてくれ。時間の無駄遣い。
こんな事も以前はできませんでした。俺はうちのバンドのネーゼのようにイラストがめっちゃうまいわけでもRABのマロン君のようにプロの漫画家な訳でもともやくんのように味があるわけでもなく、どちらかというと画伯です。いや、画伯(笑)です。
デザインにチャレンジ。
ソロでキャラクターを作りたい!でも人にお願いするまでもない!どうする!?
自分で描く!
MASA、まさ、M、キモ可愛いのがいい・・。降りてきた!
舞い降りてきたぞ!
きもーーい!
線がぐにゃぐにゃしてるのも俺クオリティ。まさがみ様です、よろしくね。
キーホルダーにもなったよ。入稿もしたよ。
動画にもチャレンジ
動画も作れるわけではありませんでした。得意なわけでももちろんない。
細かい作業を延々繰り返すのはもともと本当に性に合わないのです。
だが、しかし2019年にMV全部作ろう企画という今考えると
「嘘だろ・・・。無理しやがって・・・。」
みたいな声が聞こえそうな企画にチャレンジした際、
「これは少し本格的に挑まんとダメだ。」
覚悟完了からの全曲プロデュースとディレクションにチャレンジしました。
編集までぜーんぶやったのがこの曲。
めちゃくちゃ大変だったけど、仲間たちの力もあってすげえお気に入りの作品になりました。
これにもまさがみ様にも
自分でやったるか…。
という新しい動きがなければ出会えませんでした。大した意気込みでもなく、本当にやったるか、程度なんだけどね。
ここでちょっと話は変わるんだけど、
30代で新しい音楽はいらなくなる。
40代で音楽自体を聴かなくなる。みたいなデータがあります。フランスのサブスクの会社が統計とったところだったかしら。イギリスで。
まあ、これはイメージだけど、海外で音楽聞かなくなるんだったら日本はなおさらなんじゃないかな。これは完全なる偏見です。
14歳くらいに聞いていた音楽が人生の音楽嗜好に影響を与えるらしい。
それを言うと俺は全く違うんだけど、まあ自分の場合はそれを生業にしているから、話は別になるのかな。
でも、音楽を始めたころから、なんだったらジャイアンをやり始めてからも
音楽とはこうでなければならない。
なんていう、よく言えば拘り。今思えばだけど、はっきり言うと思い込みみたいなものに囚われている時間が多くあった。
要所要所の拘りだったり、大本の拘りだったり絶対に必要なものはあるんだけど、それが酷いと世界が狭まっていくんだよね。
インプットの拒否というか、それが自分を頑なにしていることに気付けたのは本当にこの5年くらいの話です。
なんか新しいもの取り入れたら自分がなくなるような気がして怖かったんだよね。でも違った。
自分がないから、新しい事をしたり、取り入れるのが怖かったんだ。
俺の人生を机に例えると、新しいものを取り入れる、という事は
机そのものを買い替える、ような気がしていた。
でもそれは違って、引き出しが増えるんだなって。
もちろん自分にとってのメインコンテンツは机の上で作業する場所だったり一番大きな引き出しなんだけれど、小さい引き出しはまだガラガラな事もある。新しく追加で棚を設置することもできるかもしれない。
それによって作業効率が悪くなることもあるだろう。でもきっと適応できる。しまっておくこともできる。
アナタにとって知らない事、ちょっと違うなって思う事。それはアナタにとって世界が広がる嬉しい事につながるかもしれない。
そして恐ろしいことに。そう、恐ろしい事に俺たちは世の中にあるほとんどの事を知らずに死んでいく。当たり前だ。世界は広く、俺たちの時間は短い。
だからこそ、自分の今まで知った世界を大事にすることも、とても素敵だし。世界を広げることも可能性に満ちている。
可能性に満ちている・・・。多分。
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