フランス語のjeを正しく発音する方法

こんにちは、井上です。

今日はフランス語で「私(=I)」を意味するjeを正しく発音する方法について話していきます。

結論から言えば、シュシュシュシュとシュを何度か言って、そのあとそれを濁らしてジュにする。これだけです。

細かく言うと、もっと唇を前に尖らして、唇を丸くした方がいいのですが、とりあえず「シュからジュを作る」ことを意識するだけでもずっとjeの発音がよくなります。

なぜこんなことをするのか? それは日本語ではシュとチュには区別があるのに対し、それが濁音になったジュとヂュには区別がなくなり、さらに冒頭で発音するときはジュがヂュで発音される傾向があるからです。

なので、ほっておくと、jeをヂュと発音してしまう…。ですが、それはフランス語ではdjeと綴り別の発音だと認識されてしまいます。

なので、jeを正しく発音するためには、シュを何度か口に出して発音を確認し、その上でジュと濁らせると正しく発音ができます。

なお、シュとチュを交互にいうとわかるのですが、シュの時は舌がどこにも触れませんが、チュの時は舌が前歯の裏の歯茎のあたりに触れます。なので、フランス語のjeに関しても、舌がどこにも触れません。

日本式にjeをジュと発音すると、チュと同様舌が前歯の裏の歯茎のあたりに触れているのがわかると思います。蛇足ですが、英語のジュの音も日本語と同じく舌が歯茎の裏に触れます。

なので、英語のjojoをフランス語の綴り字通りに書くとdjodjoとなります。下記のプチニコラのyoutubeにある通りです。dがついているのが、舌が歯茎の裏に触れているのを表しています。

一度仕組みがわかると簡単なので、ぜひ次回からは正しい発音をするようにしてみてください。

では!

井上大輔

追伸

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