民主主義は戦争に強い?!

こんにちは、井上です。

今日下記のle mondeのyoutube版を見てたら、ナポレオンが戦争強かった理由として、義務としての国民皆兵というのが登られてたんですが、昔読んだ本で国民皆兵は戦争強い的なことが書かれていたのを思い出しました。

渡部昇一さんが書いた『ドイツ参謀本部』だったと思うんですが(確認取ってません!)、専制君主の時代だと戦争は王様とか貴族の仕事で、普通の人々には関係ないし、だから、チェスみたいな形で戦争決着ついてたけど(負けて部隊全滅したりしたら無駄なお金かかるから、王様同士は戦争したくない)、フランスの場合、革命があって、その後国民議会が成立したから、オーストリアとかに宣戦布告されると、国そのものの存亡の危機なので、それで戦争になった時に、普通だったら戦争やめるような状況でも、必死豆炭こいて戦うから戦争が強く、他の国の君主とかに嫌がられた的なことを読んだ気が。

そのうち、時間があれば、『ドイツ参謀本部』を読み直してみたいですね。ちなみに、その文脈でいうと、 La Marseillaiseはすごく洗脳のための曲だなというのは、聞いてるとよく思います。凶悪な兵士がやってきて、子供と奥さんぶっ殺されるから、武器を取れのあたりのくだりはつくづくそう思います。

セールスで「ドリルじゃなくて穴を売れ」と言いますがこのくだりはちゃんと恐怖をかき立てた後に、武器という商品を差し出してるので、まあよくできてるなと思います。冷静に考えると、フランス革命とナポレオン戦争で200万ぐらい死んだらしいから、この歌なかった方が死者は少なかった気もしますが。

では!

井上大輔

高度な外国語力を身につけたい人、テストで結果を出したい人に向けて役立つ情報をつぶやき中。TOEIC980点。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智大学博士課程在学中。英語・仏語・西語・伊語の参考書&翻訳書も出版。著書一覧→http://amzn.to/jzUDtr