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0と1の狭間を生きる

魔神探偵脳噛ネウロ 松井優征
私の好きなマンガのひとつだが
松井先生の現在連載中の
逃げ上手の若君
アニメ化決定に伴い関連作品が複数のアプリで
一部無料読み増量しているので
沢山の人に読んで欲しい。

私は全て読了しているが
昨日読み返した。


私は極端な人間である。
これは自覚と確信を持ってそう言える。
近年これは改善というか許容できる範囲が広がってきたが私と同じようなタイプの人もそれなりにいるのではないかと思う。


寂しいので是非いて欲しい。

例えば
コンビニでお気に入りのパンを見つけたら
以降ずっとそればかり買ってしまう。
他に美味しいパンを見つけても
はじめに見つけたパンに申し訳なさを感じてしまうのだ。
パンに申し訳なさを感じるなんて
頭の中身がスカスカのパンのやつだが例えの話。

例えば
お気に入りのアクセサリーを買ったら
そればかりつけてしまう。
男なのでアクセサリーはほぼ持っていないが
それしかつけなくなる。

例えば
はじめて買った財布の色が青だとしたら
それ以降青いものを自分のパーソナルカラーよろしく同じような系統の色のものばかり買ってしまう。


例えば
人の嫌な部分が見えた時
それが自分の中で許容できるものでなかった時
以降その人のことを嫌いになってしまう。
これは極論だけれど。

そして自分がこれだ!
と思った考え方を見つけたら
人の意見に右耳を貸しつつも
左耳からこっそり外に出してしまう。
自分の意見にこだわってしまう。

パートナーによく
あなたには0か1しかないの?

と言われたし
今もたまに言われる。

一昔前は尖った考えで
それが私でそれこそが私だ。
などと口に出さずに心で偉そうに言っていた。
口に出したらパートナーを怒らせてしまうし
嫌われたくないからね。
彼女のことは大好きなのだ。
なんとも小心の尖ったやつもいたものだ。

パートナーは文系だがbitかい?
とも思うが違うだろう。
0か100ならまだいい。
0か1である。
ここでは
0か1も
0から100も
極端すぎるよ
という意味だろうが
今思えば100ならまだいい。
1なんだから。
10でもなく1。
私のめんどくさい性格と併せて
私の器の小ささも表すなんて
私のパートナーはなんて聡明なんだ。

私は些細なことを気にして
なおかつ極端なやつだったのだ。
つまりこだわりの強い
プライドの高い
めんどくさいやつなのだ。


これはこと仕事に関しては
明らかにマイナスだったしマイナスだ。

最近
私は仕事で憤りを感じそれに疲れていたことがあったが思えばこれが原因だった。
話し合いの場を設けてくれた人が
精神的に私より随分大人だったので
お互いの不満をぶつけ合う不毛な話し合いとはならずに
お互いの共通認識と相違認識(この言葉ある?)
を卓上にあげ話し合い
我々のバラバラな考えは同じ目標のためだと気づいた。
話し合いは実を結び
かくして私の憤りの原因をなくしてくれた。
なくなったわけではないが改善の道が見つかったのだ。

私の頭の中にミスチルの光の射す方へが流れた。

散らかってる点を拾い集めて 真直ぐな線で結ぶ
闇を裂いて 海を泳ぎ渡って 風となり大地を這う
限りあるまたとない永遠を渡って
最短距離で駆け抜けるよ 光の射す方へ
Mr.Children 光の射す方へ


私のこの0,1の性格は
幼い頃からの習い事に起因しているのではないかと分析しているがそれはどうでもいい。

許容できるようになってきたのは何故か。
単に年齢を重ねたからだろうか。
精神年齢の低い私も少しづつ大人になっているからだろうか。

0と1の間には
多くの人が名称も知らない単位があるようだが
私は魔神探偵脳噛ネウロでいくつかその単位を
知ったので、同じように沢山の考え方を身につけたいと思った。


またしても
大切なことはいつもマンガが教えてくれるのだ。
0と1の間を探しながら生きようと思う。


WA



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