見出し画像

書家・上條渓楓 遺作展のお知らせ

 来る7月20日(土)、21日(日)の二日間、池袋駅すぐ近くのオレンジギャラリーにて、父・上條渓楓の遺作展を行うことになりました。

 父が亡くなって半年。しばらくは何にもする気が起こらないと言っていた母も、遺作展を開きたいと話したら、とても喜んでくれて、次第に元気を取り戻しました。

 今は、私の書道教室「桃李会」メンバーのために、継ぎ紙を作るほど元気になりました。

 一般的に書家はそれぞれ得意な書体があって、個展に展示される作品は、篆書を書く作家ならは篆書が中心、隷書なら隷書が主体、仮名ならば仮名ばかりということが多いものです。
 けれどこの遺作展では、すべて渓楓の作品でありながら漢字は楷書、行書、草書、隷書、篆書、金文、甲骨文。仮名は条幅から母の制作した王朝継ぎ紙に書かれた作品、同じく継ぎ紙の百人一首(百首全部あり!)。さらに漢字仮名交じり文、商品ロゴなどのデザイン書まで、ありとあらゆる書のジャンルを一望にできます。

 私も準備しながらワクワクするような展覧会ですので、ぜひお越しください。
 展示する作品は厳選した70点ほど。おそらく、父の作品をこのように一堂に展示するのは最初で最後になると思っています。ご来場お待ちしてます。

上條渓楓 遺作展
「不如学(学ぶにしかず)」

会期:2024年7月20日(土)13:00〜19:00、21日(日)11:00〜18:00
会場:オレンジギャラリー ORANGE GALLERY
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-9-11-103
主催:桃李会
後援:日本自由書道連盟
   一般社団法人 日本デザイン書道作家協会

特設サイトはこちら:
https://keifu-exhibition.blogspot.com/
Instagram:
https://www.instagram.com/keifu_exhibition/
X(Twitter):
https://x.com/keifu_exhibit

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?