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学童支援員って何者?先生なの??

 こんにちは、うさぎの人です。先日うさぎっ子クラブのNPO総会が無事に開催されて一安心しています。この話しはうさぎっ子理事長ブログで詳しく書かれていますので、私はこれぐらいにして、予定通りの内容を書こうと思います。今回は支援員の存在・子どもたちからの呼び名等の疑問です!
お付き合いください。

疑問に思う瞬間(はじまり)

学童のおやつに麺やご飯類が出る戸惑いと同等以上に北本の学童に通わせる保護者の皆さんが戸惑うのが支援員の呼び方です。(笑)
新しい保護者からの問い合わせランキングでは常に上位を譲りません!!
「なんで先生に対して呼び捨てなんですか?」
「そんな呼び方されていいんですか?」
「先生って呼びなさい!」(子どもに対して)
色々な形で呼び方を気にしてくれるのですが、呼ばれている本人は、気にしていない事が多く「いいんですよ、これで~」と言うもんだから、ますます気になりモヤモヤする保護者が毎年たくさんいるのは分かっています!
今日は、なぜ学童支援員は「先生」と呼ばせないのかをご説明します。


支援員は「先生なのか?」

そう、そこなのです!職員同士は「先生」と呼ぶことがありますが、これはあくまでも利便上の話しです。
うさぎっ子クラブの考えでは、子どもと大人は対等な関係を目指していくという考えです。先生と生徒などの縦の関係性ではなく、第2の家庭として子どもたちと同じ目線で生活し信頼を深め、子どもも大人も自然体で過ごせる環境を心がけています。その中でお互い呼び方はとても重要だと考えています!先生や講師のように教育を行う存在ではない、保育園や幼稚園の先生のような存在でもない。学童の支援員とは
親のような存在でもあり、時には兄弟のような存在、そしてまたある時には友達のような存在なのです!!」


賛否両論あるのは分かります!

とはいえ、「教育上、先生と呼ばせないのはどうなのか?」
「大人に対してあだ名呼びをされているのを見るとどうかと思う。」
わかります、様々なご意見があることも理解しています。ですが、40年以上前にスタートした先輩方が残していった「先生」と呼ばせず、子どもと同じ目線で同じ立場で、子どもと大人が一体になる保育を目指してきたからこそ今の学童があると思っています。
北本の学童保育の根本は「さくらさくらんぼ保育」の理念を大事にしていこうということでした。北本の自然豊かな恵まれた土地と環境、子どもたちが自然の中で全力で駆け回り、泥んこになり、自由に遊べる事を大切にし、大人も子どもも呼び方に壁を作らない関係性を作っていこうという想い。
40年経った今でもその想いだけは大切にしていこうと心掛けて子どもたちと過ごしています。


大切な想いはこれからも..

40年前に「この方針で子どもたちを見ていこう!!」と決めた人たちは今は誰も残っていません。
ですが、北本の子どもたちのために、保護者のために立ち上がった先輩方の想いは今でも、受け継がれ続けています!!
歴史ある北本の学童保育だからこそ、「良いものは良い!・変えるべき点は柔軟に」という気持ち、大切な部分は守り抜く想いで、これからも子どもたちと一緒に生活し、壁のない呼び方を続けていきたいと思います。

学童紹介!年代物なのでヨレヨレも味ですね!(作成年不明)
現在もうさぎっ子事務所に展示中

もちろん、大人も子どもも嫌な呼ばれ方をしたときは、お互いにきちんと話し合って決めています!どうして嫌なのか?嫌だと思う人の気持ちも大事にして、その事も伝え続けています!

途中、熱く語りすぎました。(笑)
支援員は、保護者からもあだ名で呼ばれると、すごーく嬉しくなるんです。お迎え時には、是非気軽に呼んであげてくださいね!


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