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迷子も終わりか、映画に心を晴らしてもらいながら

私のお話
まあいつも私の話だけれど

4月に仕事が変わったものの、2日で辞めた
それからなんとなく過ごしていた

私は障がい者手帳を持っているのだけど
一般で仕事しようと探していたものの、合いそうなところが見つけられず

3月まで働いた経験から、これからもパートでいいのではないかなと思うようになった
お金が賄えればフルタイムでなくていい

しかし、パートとなるとお店の場合土日出勤になる
テキパキ動けないので飲食店は苦手
土日を避けると事務、もしくは工場勤務
しかし私は事務員さんの服装に苦手意識がある
見る分には制服だな、という感想なのだけど、いざシャツにベストにスカートを着てくださいと言われたらやっぱり辞めますって言うと思う

なので、
障がい者の人が利用できる就職支援の事業所を希望した

見学の予約を入れてハローワークを出た


観たい映画が2本あった

「数分間のエールを」
「ルックバック」

なんと、9時30分〜12時30分のうちに続いて見れる時間枠があった

行くか、行くまいか
と悩みつつ、
やっぱりいいや、と8時30分のバスでハローワークへ向かっていた

しかし気の変わりやすい私のこと
映画を観たくなったときのため、眼鏡と泣くためのタオルをリュックに入れて出かけていた


映画館のある施設内を歩いていて、映画館の混雑具合で決めようかな、と覗きに行くとちらほら
田舎の平日、もしかしたら夏休みってもう始まってる?そしたら学生さんでいっぱいでは…と思っていたらそんなことはなかった

導かれるように券売機へ
烏龍茶のMサイズを買って劇場へ




続けて観るか決めてなかったけれど、トイレへ行ったのちまたも吸い込まれるように券売機へ
烏龍茶のMサイズを買い劇場へ…

同じ上映館だったし、同じ席に座った

どちらもものづくりの物語で
毛色は違ったけれど
ルックバックは、原作を読んだことがあったけど記憶が消えていて初見のように観た

ネタバレはしたくないので感想は書かないけれど
気になった方は映画館で観れる機会があれば観るといいかも
「数分間のエール」は泣いて泣いて仕方なかったな
「ルックバック」は怖かった
でも京本の笑顔がすごく好きだ
それにうれしそうに応える藤野も

感想書かないって言ったのに〜


障がい者手帳のこと、触れるか迷ったのだけれど
書くことについて考えて
私が私について書くこと
書くことって、私の経験とか胸中とか、願いを書いていたりするのだけれど

なぜ迷うかって、私が私に「障がい」というレッテルを貼りがちだから

事実障がい者手帳を持っていて、事実じゃん、って感じだけど
自分の身動きを制限しがちというか
なにか悲しげなフィルターをかけてしまうこととか

私の病気は統合失調症だけれど
ごはん食べて料理して掃除して、拙かったけれど仕事を3年近くして、もちろん周りの人の思いやりがあってこそだけれど

毎日薬を飲んでいるのは、心が迷子にならないため
迷いながら、困りながら、うれしく楽しく、つまらなく、ときにしんどいながらも生きるため

生きている意味を考えるのが増えた気がするのはやっぱり時間がたくさんあるからだろうか

韓国語も、絵も、やりたいって言葉だけを置いて日頃は本を読み、韓国ドラマを観て、程よい時間にお風呂に入って夜になれば料理をしている

図書館で借りすぎのせいもあるかも
読めるギリギリを調子に乗って借りてしまうから

「ルックバック」を観て無地のノートを数冊買った
影響を受けるのなんて簡単
でもそれが行動に繋がるかどうかはだいぶ可能性が低いだろう
1週間後、1ヶ月後、1年後には覚えてもないかも

ずっと願ってる私の夢は
私しか叶えることはできない
それを知っていて、今日をどう過ごすのか


職業訓練を受けるかどうか悩んでいた
WEBデザイナーや、プログラミングの講習を

それぞれ6ヶ月と4ヶ月
その努力をして、私はそれになりたいんだろうか
と考えたら
実際にそう働くことを考えたら

私の望みと違うところにいるみたいで


だから、軽作業の仕事にしようと思った
まだ見学の予定を入れただけ

それでも、
迷子みたいに生きる意味を考える日々よりいいと思う
働ければお金ももらえるしね


今の目下の悩みは髪を伸ばすか切るか
を毎日考えている
黙って伸ばせばいいのにね



と、そんな1日



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