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冬だからこそホラーの話

こんにちは。
突然ですが皆さんは幽霊を信じますか?

いきなり怖い質問で始まってしまいましたね笑
怪しい宗教の勧誘ではありません。私の趣味のホラーのお話をしたいのです。

ホラー、つまり怖い話です。
それは映画・漫画・ゲームと多岐にわたります。
怖い話というとそれだけで嫌厭される方もいらっしゃると思います。
なので本編では怖い話はしません。(最後に一つ怪談をしますので気になる方は最後まで読んでくださいね)
ここではホラーの魅力をお伝えできればと思います。


ホラーの魅力

まず言いたいことは、ホラーはあくまでエンターテイメントです。
なので私は、「幽霊を信じるか?」と言われるとこう答えます。
「いたほうが面白いからいると思いたい」
これが一番しっくりきます。

突然ですが私の個人的な話をします。
皆さんホラー映画とか、怖いアニメとか、怖いものが嫌なのにうっかり見てしまって夜眠れなくなたりしませんでしたか?
私はありました、それは忘れもしない映画「トイレの花子さんのCM」です。
そうCMです笑
CMでビビり散らかして、その後ドラえもん映画を見て気持ちを落ち着かせ、夜はお母さんにトイレについて行ってもらいました。

そんな怖がりなのになぜホラーが好きなのか?
そう、怖がりだからこそ怖いものが好きなのです。
なんなら怖がりだからこそ怖いもののエンターテイメント性を十二分に享受できるのです。
私が怖いものを好きになった一言があります。
「ホラー映画は夜寝る時に思い出して寝れなくなるまで含めてエンターテイメントなんだ」
こう聞くとあら不思議、びびっているのもエンタメなんです。なんてオトクなコンテンツなんでしょう。
それで一気に好きになってしまいました。


ホラーが苦手

ちょっとSEっぽくホラーコンテンツについて考えてみたいと思います。
分析し解説することで、あれ?俺私ホラーいけるかも?と思ってもらえたらいいなって。
私はホラーコンテンツの「怖がらせ方」には2種類あると考えています。
それは「ジャンプスケア」と「じわじわ系」です。
簡単に説明します
ジャンプスケア:突然怖い画面と音でびっくりさせる。飛び上がるような驚き方だからジャンプスケア
じわじわ系:私が名付けました、劇中は不穏な空気が流れるだけで、最後の仕掛けで怖がらせる

有名な映画だとジェイソンがジャンプスケアに入ります。
じわじわ系が「リング」ですね。(1だけです、2以降はコメディ映画です)
ご飯で例えるとジャンプスケアが「にんにくマシマシ二郎系ラーメン」で、じわじわ系が「お出汁しっかりおでん」ですかね。

そして、ホラーが苦手な人はこの内の「ジャンプスケア」が苦手な人が大半だと思ってます。
後ろから突然大きい声でワッと言われたらそりゃびっくりしますよね?
これが嫌なんですよ、後に引くにしては思い出すのはただの怖い画像です。
一方じわじわ系は本当に「お話の構成」で怖がらせてきます。
ぶっちゃけ貞子って見た目そんな怖くないじゃないですか、だからパチンコになったりイオンの営業で出てきたりすると途端に怖くなくなるんですよ。
つまりあの怖さは、話の脚本、構成、演出の上でこそ成り立つんです。
つまり奥の深さがあるんです。
ギャッと驚くのではなくゾッとするんです。
このゾッとするのがたまらないわけです。

このゾッとするのを「楽しんで」みてください。
多分苦手だと思ってる人の3人に1人はハマると思います。
後の2人は普通にトラウマになります。ごめんなさい。


じゃあ見れる映画教えてよ

そんなに言うなら見てやろうって人のために私の初心者におすすめする映画をおいておきます。
映画って見てるだけでいいんですよ、初心者向けです。
初心者用です、あれが入ってないやり直しとか言わないでください。
●仄暗い水の底から
恐怖度:70%
言わずもがな名作です。
本当にジャンプスケアが1回もないです。
ゾゾッとする怖さがずっと続きます。
あと最後普通に感動します。

●残穢
恐怖度:60%
ミステリー映画っぽく話が進んで行きます。
謎が解明していくにつれてゾゾッとしていきます。
幽霊がおもいっきりCGなので全然怖くないです。
ちょっと笑っちゃいます。

●シックスセンス
恐怖度:80%
これも名作
ジャンプスケアちょっとあります。
最後の仕掛けで驚かされます。
あと最後普通に感動します。(2回目)

特別編
●ノロイ
恐怖度:100%
ホラーファンの認知度100%、一般認知度10%くらい
名作中の名作ですが全く知られてないです。
パッケージめっちゃ怖いです。
内容もめっちゃ怖いです。
めっちゃ怖いのにジャンプスケア一回もありません。


怪談

ここで私の持っている怖い話を一つ
これは私の弟の話です。

私の実家には幽霊がいます。
女の幽霊で、私と弟の部屋からトイレまでの廊下にいます。
なんでかはわかりません。
私はなんか嫌だなって感じる程度ですが、弟は霊感があるためたまに姿が見えるそうです。

ある時弟が深夜にリビングでPCをしていると、絶対に閉めたはずの引き戸に隙間が空いていました。
あれ?おかしいな なんて思って見ているとそこから女が覗いてきました。
背丈や髪型から絶対に母ではありません。

目があってしまうと恐怖から目が逸らせず、ずっと睨み合っているとフッとその女が消えました。
安心して気を抜いたその瞬間

後ろから首を閉められました

苦しくてしばらくその腕と戦っていると、そのうち外れて消えました。
恐ろしくなり急いで部屋へ逃げ込んでその日は寝ました。

それから何年かして、そういえばあの女ってどうなったん?と私が聞くと弟の返答は
「ああ、あの女なら俺の部屋で4足歩行であるいてるよ」

怖いのは幽霊でしょうか?弟でしょうか?


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