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私の考える「地元愛」とは・・・

 私は、最近「地元愛」について考えることがある。これは考えるときりがないが、これからの日本の地域を持続可能に運営していくには必須だと考える。

 なぜなら、その地域に愛がないのに、その地域のために時間や労力を割いて地域のことを考えたり、より良くするために行動を起こすことができるだろうか。きっとできないだろう。

 では、地元愛を育むためには、どうすればいいのだろうか。私は、小中学校の義務教育課程でふるさと教育をはじめとする学びの中で、自分の地域を知ることが必要であると考える。

 それは、教科書ベースの学びのみならず、積極的に地域に出て自分の五感を使い感じていったり、産業の体験をしたりすることが「地元愛」につながると考える。

 ちなみに、ふるさと教育の定義は北海道教育委員会義務教育課では、「子どもたちが北海道についての理解を深め、郷土に対する愛着や誇りを育む」ために行うとされている。

 つまり、地元について知ることで、愛着や誇りを持てるようになるということである。私は、ただ「知る」というだけでは地元の良さやすばらしさまで感じることができないと考えている。


 もう2ステップを踏むことが大事だと考えている。

 一つ目は、「比較」である。隣接する市町村や他の都道府県、國と比較することで、違いに気づき、より深い理解につながると考える。

 二つ目は、「地元の地域の歴史」である。地元を現在まで紡いできた歴史が必ずある。それを知ることで、過去に合った苦労やそれを乗り越えてきた偉人の姿にフォーカスすることができる。より地元のすごさを感じることができると考える。そのため、小学校3年生の社会科で扱う「地域」についての学習は、子どもの興味関心を惹きつけ意慾的に学んでもらうことは、後々地域が持続可能かどうかにかかってくる。しかし、私は大学で日本史を研究する中で、市町村史や郷土史は扱いが難しく、書かれている内容をうのみにすることは絶対にしてはいけないと痛いほど学んだ。だから、他の史料との整合性を事前に確認したうえで、参考にする必要がある。


 以上のことから、義務教育課程でのふるさと学習をはじめとする学びが、地元愛につながり、地域の活性化につながると考えている。もしかしたら「当たり前じゃん!」と思われたかもしれない。でも、私の考えていることのアウトプットの場として、やさしく見守ってください笑。


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