2024.03.21 台湾探鳥 Taiwan birding ②台北
今回から鳥オンリーです!
桃園空港に到着後、台湾在住の日本の方と合流した。初めは干潟に行った。
台湾の干潟は広く、容易に立ち入りができない(漁業権等の問題で)ので鳥との距離が遠く早々に諦めることに。それでも、オオメダイチドリ夏羽やサルハマシギ、アカアシシギ、トウネン等を見ることができた。ナチュラルにこんな良い干潟があるなんて素晴らしい…。スコープや双眼鏡で見る分には満足できましたが、写真は期待しないほうがいいですね。
海岸の近くにギンバシ Indian Silverbillがいた。台湾では外来種だが、数は少ないので見られてラッキーだった。見たい鳥というわけではなかったけど。
せっかくなので宿近くの台北を案内してもらった。
大安森林公園
まずはサギ類のコロニーがある大きな池へ。観光客で賑わっていたが、足元に人馴れしたシロハラクイナ White-breasted Waterhen
奄美でしか見たことない、かつ警戒心が高く満足に見られなかったのでよかった。
小さな池の近くに、ズグロミゾゴイ Malayan Night Heron
八重山諸島に行ったことがないのでライファーでした。想像以上に警戒心がなく、びっくり。2個体いました。どちらとも1w→1sかな?
タイワンゴシキドリ
ズグロミゾゴイを見ていると、同行していた方がタイワンゴシキドリ Taiwan Barbetが飛んだと。急いでそっちへ向かう。少し探すといた。思っていたよりかなり小さかったのに驚きました。なぜか大きい印象を持っていた。高所によくいて、観察・撮影が難しい鳥という印象を持っていましたが、低いところに降りてきました。
こんなに綺麗な鳥が街中の公園にいるのはとっても羨ましいですね。初の台湾固有種です。個体数は少なく、運がよかったら見られるのかなという印象でしたが、個体数は多く、この1箇所でも3羽を見ることができました。
少し歩くと、シキチョウ Oriental Magpie-Robinが。外来種であるものの、美しい鳥ですよね。台湾では街中の公園に普通にいた。ズグロミゾゴイよりやや少ない程度かな。大きさは思っていたより小さかった。
同所にシマアカモズ Brown Shrike。こちらも八重山諸島に行ったことがないのでライファーでした。
同所にカササギもいましたが、地味に警戒心が高くいい写真は撮れず。ズグロミゾゴイの羽根も拾いました。
林になっているゾーンがあり、そこは人通りが少なかったので入ってみることに。上空でおそらくカンムリオオタカの鳴き声がしました。少し歩くと、クロエリヒタキ Black-naped Monarchが。台湾固有亜種です。雌タイプが2羽でしたが、見たかった種だったので嬉しかったです。
綺麗な雄はまたどこかで見られるだろうと願います。
遠くにシロガシラクロヒヨドリがいましたが、写真にならなかったので割愛。
面白い鳴き声が四方八方からするなぁと思っていました。ハトのような違うような…。後々知ることになるのですが、タイワンゴシキドリの鳴き声でした。この公園にはかなりの個体数がいそうです。
すると、木を突いているタイワンゴシキドリが。キツツキの仲間だなぁと実感。
そんなこんなで公園一周し終わりました。人はかなり多かったのですが、鳥もコンスタントに見られていい場所だと思います。台北からのアクセスもいいですし。MRTなので飲食はしないように。
時間があったので、台北で見られそうな鳥のうち、外来種のミドリカラスモドキが見たいというと連れて行ってくれました。距離があったので写真は割愛しますが、かなり個体数がいて驚きました。この中(?)のいくつかが石垣島等に出現するのだと思うと、鳥ってすごいなぁと思います。その場所の近くにズグロミゾゴイの成鳥が。幼鳥も美しいですが、成鳥のほうが好きかもしれないです(笑)
暗くなってきたのでご飯を食べて宿に帰りました。お世話になりました!
こんな感じで台北は半日でも普通種は満喫できるので、少し時間ができたら鳥を見ましょう(笑)
ご覧いただきありがとうございました。
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